米軍の次期制式拳銃「XM-17」選定コンペに対しグロック社がやり直しを請求
先日、アメリカ陸軍が行った次期制式拳銃選定コンペはシグ社の「P320」が勝利を勝ち取ったと、全米の業界関係者が集まる見本市「SHOT SHOW 2017」の期間中に発表されたが、これに対しグロック社はコンペのやり直しを求めGAO(政府監査院)に申し立てを行った。申し立ての詳しい内容は不明。
Photo from SIG SAUER Instagram
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グロックは全米の法執行機関において高いシェアを持ち、最近は特殊部隊の一部での使用も見られるなど「本命」の呼び声も高かった。それだけに今回のシグ社の採用を疑問に思う声も大きい。同じくシグ vs グロックの構図となり、最終的にはP320の採用で決着がついたアメリカ移民・税関執行局のコンペでも同様の議論がみられた。
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シグ社への傾倒は単なる「陰謀論」なのか、それとも80年代に登場したグロックシリーズが2014年にリリースされたシグP320に追随できていないことの現れなのか、注視したい状況である。
Sources: U.S. GAO - Bid Protest Docket
American Rifleman | MHS Update: Glock Protests SIG Sauer Result
Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201703
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Sources: U.S. GAO - Bid Protest Docket
American Rifleman | MHS Update: Glock Protests SIG Sauer Result
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Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。
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