S&W社 アップデート版M&Pである「M2.0」を正式に公開・販売を開始
先日ミリブロ公式Newsでもお伝えしたS&W社のハンドガン新製品「M&P M2.0」のリーク画像について、S&W社も正式に情報を公開し販売を開始した。おおよそのスペックは既報の通りだが、ここでは新たに公開された事項を紹介していく。
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公式のイメージ動画はこちら。
Smith & Wesson M&P® M2.0™ Pistol - YouTube
S&Wの競技射撃チームのキャプテン、ジュリー・ゴロブによる製品紹介動画。「M2.0」は9mm、.40、.45の3種の口径で提供される。マガジンやリアサイトは先代M&Pと互換性があり、トリガーガードのサイズなどのディメンションも同一のため、ホルスターも同じものが使える。パームスウェルはS・M・Lに加えてMとLの中間であるML(Medium Large)が追加された。
フィールドストリッピングはスライドを引き、ツールを使ってシアディスコネクトレバーを押し下げ、スライドを前に引き抜く方式。こちらは先代の説明書であるが、ここで紹介されているのと同じである。トリガーを引きつつスライドを抜くという、ツールを使用しない「非公式」な方法も継承されるものと思われる。
S&Wの広報部長が登場する紹介動画。ビーバーテイルは全長を短縮するためにカットされたとのこと。トリガーは大幅に改良され、リセットの際のクリック感が向上したという。サムセフティは全モデルを通じてオプションとなる。
各部のクローズアップ動画。ステンレススチールのインナーフレームは、ポリマーフレームの前端まで延長された。スライドストップの前の楕円形のパーツに特に新機能はなく、スライドストップの一部分のようだ。マガジンを叩き込んだ際にリリースが外れてしまわないように改良されたものであるらしい。なお既報の通り、アクセサリーレール直上の穴は、インナーフレームに刻印されたシリアルナンバー確認用のものである。
他にも初期のM&Pは重たい弾頭を使用した際の不安定な弾道が問題となることがあったが、M2.0では後期型M&Pと同じく1:10のツイストレートを採用しこれに対処している。
このようにM2.0は、ユーザーの声や各種カスタムモデルの特徴を取り入れた、まさしく「アップデート」版といえる。米陸軍の新型ハンドガントライアルに提出されたモデルと同一なのか、それとも違うものなのか。違うとすればどういう点なのか、もうすぐ開催されるSHOTショーでの展示も楽しみである。
Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201701
Smith & Wesson M&P® M2.0™ Pistol - YouTube
S&Wの競技射撃チームのキャプテン、ジュリー・ゴロブによる製品紹介動画。「M2.0」は9mm、.40、.45の3種の口径で提供される。マガジンやリアサイトは先代M&Pと互換性があり、トリガーガードのサイズなどのディメンションも同一のため、ホルスターも同じものが使える。パームスウェルはS・M・Lに加えてMとLの中間であるML(Medium Large)が追加された。
M&P M2.0 Product Video - YouTube
フィールドストリッピングはスライドを引き、ツールを使ってシアディスコネクトレバーを押し下げ、スライドを前に引き抜く方式。こちらは先代の説明書であるが、ここで紹介されているのと同じである。トリガーを引きつつスライドを抜くという、ツールを使用しない「非公式」な方法も継承されるものと思われる。
Image: Smith & Wesson
S&Wの広報部長が登場する紹介動画。ビーバーテイルは全長を短縮するためにカットされたとのこと。トリガーは大幅に改良され、リセットの際のクリック感が向上したという。サムセフティは全モデルを通じてオプションとなる。
M&P M2.0 Pistol - New from Smith & Wesson! - YouTube
各部のクローズアップ動画。ステンレススチールのインナーフレームは、ポリマーフレームの前端まで延長された。スライドストップの前の楕円形のパーツに特に新機能はなく、スライドストップの一部分のようだ。マガジンを叩き込んだ際にリリースが外れてしまわないように改良されたものであるらしい。なお既報の通り、アクセサリーレール直上の穴は、インナーフレームに刻印されたシリアルナンバー確認用のものである。
S&W M&P9 M2.0 FDE 9MM CLOSE UP - YouTube
他にも初期のM&Pは重たい弾頭を使用した際の不安定な弾道が問題となることがあったが、M2.0では後期型M&Pと同じく1:10のツイストレートを採用しこれに対処している。
このようにM2.0は、ユーザーの声や各種カスタムモデルの特徴を取り入れた、まさしく「アップデート」版といえる。米陸軍の新型ハンドガントライアルに提出されたモデルと同一なのか、それとも違うものなのか。違うとすればどういう点なのか、もうすぐ開催されるSHOTショーでの展示も楽しみである。
Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201701
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。
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