スミス&ウェッソン「M&P」の改修版とみられる「M2.0」の画像がリーク
2005年に発売され、瞬く間に人気となったスミス&ウェッソン社の「M&P」シリーズ。司法機関に相次いで採用されている他、ディフェンシブな射撃技術を競う競技「IDPA」でも一番人気のグロックに次ぐ使用率2位の座を得るなど様々な分野で支持されているが、改修版と見られる「M2.0」の画像がリークされた。
これらの画像はアウトドア用品の販売店「Academy Sports」の通販サイトに掲載されていたもの。現在はアクセスすることができなくなっている。口径バリエーションは9mmと.40口径、色はブラックとタン、銃身は4インチクラスと5インチクラスがそれぞれ用意されており、価格はいずれのパターンとも529ドル(約6万2千円)と表示されている。
掲載されていた商品説明は以下の通り:
「M2.0」右側面。グリップ側面にテクスチャが追加されたが、トリガーガード下面のテクスチャはなくなっている。イジェクションポートのカットは大型化し、フロントにフィッシュスケール状のセレーションが追加された。
「M2.0」左側面。スライドストップの部分にレバーないしボタンが追加されている。フレーム前方、レールの上部に凹みまたは穴が見えるが、モジュラーシステムである「M2.0」はフレームではなくインナーシャーシにシリアル番号が刻印されており、これを外から見やすくするものであるという説もある。同じくモジュラーハンドガンのSIG P320にも同様の穴がある。
こちらは東京マルイ製M&P。ビーバーテイルはかなり人気があったが、新版では無くなってしまっている。トリガーガード下面までテクスチャが回り込んでいる。
タンカラーの5インチ銃身モデル。商品説明でもかなり強調されていたが、評判の悪かったトリガーは大きく改修されるようだ。
来年初頭のSHOTショーで発表されることは間違いなく、従来版とのホルスターやマガジンの互換性、そして工具が必要だった通常分解手順は変更されたのかなど、ファンの間では既に真剣な品定めが始まっている。米陸軍の新制式ハンドガントライアルには落選したものの、その人気は衰えることがないようだ。
Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201612
掲載されていた商品説明は以下の通り:
スミス&ウェッソン M&P M2.0 9mmセミオートマチックピストルはM&P M2.0トリガーと、すべり止めで操作性を向上させたグリップ、そして交換式のパームスウェル4種を装備しています。ストライカー発火式、腐食に強い「アーマーナイト」仕上げで、スチールのドット入りフロントサイト、同じくスチールの2ドット入りリアサイトを搭載しています。
機能と利点
・セミオート、ストライカー発火式で装弾数17発
・腐食に強いアーマーナイト仕上げ(編注:「メロナイト」の商標回避のための改名か)
・食いつきの強いグリップのすべり止め
・4サイズから選べるパームスウェル
・M&P M2.0トリガー
・スチールのドット入りフロントサイト、同じくスチールの2ドット入りリアサイト
「M2.0」右側面。グリップ側面にテクスチャが追加されたが、トリガーガード下面のテクスチャはなくなっている。イジェクションポートのカットは大型化し、フロントにフィッシュスケール状のセレーションが追加された。
「M2.0」左側面。スライドストップの部分にレバーないしボタンが追加されている。フレーム前方、レールの上部に凹みまたは穴が見えるが、モジュラーシステムである「M2.0」はフレームではなくインナーシャーシにシリアル番号が刻印されており、これを外から見やすくするものであるという説もある。同じくモジュラーハンドガンのSIG P320にも同様の穴がある。
こちらは東京マルイ製M&P。ビーバーテイルはかなり人気があったが、新版では無くなってしまっている。トリガーガード下面までテクスチャが回り込んでいる。
タンカラーの5インチ銃身モデル。商品説明でもかなり強調されていたが、評判の悪かったトリガーは大きく改修されるようだ。
来年初頭のSHOTショーで発表されることは間違いなく、従来版とのホルスターやマガジンの互換性、そして工具が必要だった通常分解手順は変更されたのかなど、ファンの間では既に真剣な品定めが始まっている。米陸軍の新制式ハンドガントライアルには落選したものの、その人気は衰えることがないようだ。
Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201612
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。
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