NEWS

HK社によりアップグレードされた英軍『SA80A3』は2025年まで耐用年数を延長

海外軍事 Comments(0)

Photo from UK MoD
『SA80A3』へのアップグレードについて、英国防省がより詳細な情報を発表した。

関連記事:
現代化改修を終えて実戦に向けた配備が進む英軍の『SA80A3』

「中間耐用期間改善(MLI: Mid Life Improvement)計画」の下で進められた今回のアップグレードで、SA80A3は少なくとも2025年まで制式ライフルとしての運用が続き、SA80A2は段階的に廃止となる。なお開発を請け負ったドイツHK社に対しては、初期費用として540万ポンド(=約8.3億円)が投じられており、イングランド中心部ノッティンガムでは、20名の雇用が創出されるという。

主な改良点としては以下の項目が挙げられている。
・フラットダークアース(FDE: Flat Dark Earth)カラーにコーティング。銃器製造の界隈でも定評の高い「セラコート(Cerakote)」コーティングにより、可視・不可視光の中で優れた迷彩効果を発揮するだけでなく、強力な塗膜で高い耐久性を発揮する。
・先代「A2」と比較して100グラムの軽量化を実現。また、合理的なフォアグリップを備えることも相まって、より操作性にも優れた設計となっている。
・トップ&アンダーにはピカティニー規格レイルを、また両サイドのKeymod対応(映像キャプションの表記に準拠)により、ミッション内容に即した拡張性を確保する

SA80A3のロールアウトに際して、ガット・ベブ(Guto Bebb)国防大臣は、「数百万ポンドに及ぶ費用を投じた今回のアップグレードによって、我が軍兵士はより軽量で耐久性を持ち、迷彩性に優れた戦闘用小銃を手にすることになり、紛争地の最前線での展開が可能になるだろう」と自信をみせている。

MLI計画ではその第一陣として5,000挺のSA80A3が生産。今年度に計画されているアフガニスタン、南スーダン、イラクでの派兵に向けた配備前訓練に注力するものとみられる。

同じカテゴリー(海外軍事)の記事画像
イギリス陸軍 L86A2 LSWなど3種類の支援火器の廃止を正式に決定
アメリカ議会 海兵隊のM27 IAR購入予算を抑制する動きを見せる
シグ社 拳銃用の超小型内蔵サイレンサーの特許を取得
アメリカ陸軍 9mm口径のサブコンパクトウェポン(SCW)選定コンペを再開
戦場の最前線にお届け、ウクライナのピザ宅配サービス『ピッツア・ベテラーノ(Pizza Veterano)』
アフガニスタンでタリバンが「デルタフォース」仕様の『HK416』を鹵獲か?
同じカテゴリー(海外軍事)の記事
 イギリス陸軍 L86A2 LSWなど3種類の支援火器の廃止を正式に決定 (2018-08-17 18:20)
 アメリカ議会 海兵隊のM27 IAR購入予算を抑制する動きを見せる (2018-08-17 18:10)
 シグ社 拳銃用の超小型内蔵サイレンサーの特許を取得 (2018-08-17 17:56)
 アメリカ陸軍 9mm口径のサブコンパクトウェポン(SCW)選定コンペを再開 (2018-08-17 17:24)
 戦場の最前線にお届け、ウクライナのピザ宅配サービス『ピッツア・ベテラーノ(Pizza Veterano)』 (2018-08-10 18:44)
 アフガニスタンでタリバンが「デルタフォース」仕様の『HK416』を鹵獲か? (2018-08-08 16:57)
この記事へのコメント
コメントは即時に反映されます。ご自身の責任でご利用ください。
コメントを投稿する

この記事をブックマーク/共有する

この記事をはてなブックマークに追加

新着情報をメールでチェック!

ミリブロNewsの新着エントリーをメールでお届け!メールアドレスを入力するだけで簡単にご登録を頂けます!

[入力例] example@militaryblog.jp
登録の解除は →こちら

ひとつ前のニュース ひとつ次のニュース

PageTop