2019年09月26日 15:29
米陸軍が第二次大戦の「陸軍航空軍(USAAF: United States Army Air Forces)」以来で初めて「攻撃機」を持つことになる可能性が取り沙汰されている。
Photo by Senior Airman Mozer Da Cunha
フロリダ州選出の共和党マイケル・ウォルツ(Michael Waltz)下院議員がミッチェル研究所のイベント会場で、「軽攻撃機の獲得は火急の要件である」とし、新型のプロップ攻撃機のロールアウトに向けて曖昧な姿勢を続ける空軍に業を煮やしていることが示されている。
U.S. Army photo by Sgt. Aaron Berogan/Released
An Afghan A-29 Super Tucano. Photo by Staff Sgt. Alexander Riedel
これまでのところ空軍は、『A-29スーパーツカノ(Super Tucano)』または『AT-6ウルヴァリン(Wolverine)』いずれか6機を購入し、訓練用途としてネバダ州ネリス空軍基地に、また戦闘航空アドバイザー任務用途としてフロリダ州ハーバートフィールドへの配備を計画している。
A Beechcraft AT-6B Wolverine. Photo by Ethan D. Wagner
USAF F-35A Lightning IIs
U.S. Air Force photo/Tech. Sgt. Matthew Plew
空軍は12年以上に渡ってプロペラ駆動の機体が必要かどうか悩み続けて来た。ジェット戦闘機と比べて安価で購入・運用がおこなえ、兵装も十分に対応できるとする声がある一方で、洗練された敵の攻撃に対して脆弱だとする意見も寄せられている。
USAF A-10Cs
Photo by Staff Sgt. William Hopper