ステアー社 vs シグ社のP320特許侵害訴訟、裁判所がステアー社の訴えを棄却
Photo from Sig Sauer for illustration purpose only
シグ社のP320・P250拳銃が、ステアー社の特許を侵害しているとして、アメリカ地方裁判所に略式判決を求めていた件で、裁判所はシグ社の製品は侵害にあたらないとして訴えを棄却した。
参考記事:
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「P320ピストルには当社の特許が無断で使用されている」ステアーが米陸軍のM17に決まったシグを相手に提訴 - ミリブロNews
訴えは「プラスチックハウジングと多機能金属部品(plastic housing and multifunctional metal part)」について。シグ・P250、P320はポリマーフレームに金属のインナーフレームを装着しており、これがステアー社の特許を侵害しているというものだった。シグ社の製品では脱着可能なピンによって銃身がフレームに装着されているため、一体ではなく別の部品と裁判所は判断し、すべての訴えが退けられた。
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