中国海軍艦艇 8隻が沖縄近海を通過。外務省、抗議せず。

ミリタリーブログサポートチーム

2011年06月08日 23:55

統合幕僚監部は8日、沖縄近海域を航行する中国海軍の艦艇計8隻を確認したことを発表した。

今回 統合幕僚監部に発表された情報によると、海上自衛隊第2護衛隊群(佐世保)所属「くらま」が、宮古島の北東約100Kmの海域を東シナ海から太平洋に向けて南東進する中国海軍のソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦3隻、ジャンカイⅡ級フリゲート1隻及びドンディアオ級情報収集艦1隻の計5隻を確認したとしている。

なお、同日午前0時頃には、海上自衛隊第2護衛隊群(佐世保)所属の「ちょうかい」が、同じ海域を東シナ海から太平洋に向けて南東進する中国海軍のフーチン級補給艦1隻と、ダージャン級潜水艦救難艦1隻及びトゥーヂョン級艦隊航洋曳船1隻の計3隻を確認したとしており、この日だけで合計8隻の中国海軍所属の艦艇が沖縄近海を通過したことになる。


ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦(136)


ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦(137)


ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦(138)


ジャンカイⅡ級フリゲート(548)


フーチン級補給艦(882)


ダージャン級潜水艦救難艦(862)


トゥーヂョン級艦隊航洋曳船(830)


ドンディアオ級情報収集艦(851)

また、産経新聞によると今回の中国海軍艦艇の動向について外務省は、「公海上の事案となるため、問題ない」とし、抗議をおこなわない方針を明らかにしている。

All Photo: Joint Staff Office

JSO 2011/06/08
Sankei 2011/06/08

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