山形カシオ、スキューバ用のポケットサイズ水中会話装置を開発
カシオ計算機株式会社 (Casio Computer Co., Ltd., ) 子会社の山形カシオ株式会社 (Yamagata Casio Co., Ltd.,) は、カシオ製品の生産を通じて蓄積された技術を応用し、スキューダイビング時での会話を可能とする水中通話装置を開発した。同社では、11/14 から米国ラスベガスで開催される Diving Equipment and Marketing Association Show 2012 で Logosease のプロトタイプを展示予定。
Logosease は、従来ハンドサインやボードへの手書きといった、限られた伝達手段であった水中でのコミュニケーションにおいて、マスクやレギュレーターをしたままで会話を可能とするもの。重さは約 108g と軽量で、ダイバーが装着するマスクのストラップに取り付け、発声時の頭蓋骨における振動 (骨伝導) を利用する。水深約 55m までの防水機能。現時点では商用版に関する価格や発売時期について明らかにされていない。
その他、開発の経緯については、山形カシオ SDプロジェクト公式 FaceBook 並びに同社プレスリリース (英文のみ) で掲載中。
Yamagata Casio 2012/11/13
Yamagata Casio Logosease Japan official FaceBook
Diver Online 2012/06/16
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