浜名湖の湖底に眠る旧日本軍「幻の戦車」の探査費用を求めたクラウドファンディングが始動
静岡県浜松市の三ヶ日町で、浜名湖の湖底に眠る旧日本軍「幻の戦車」の探査プロジェクトが始動。その本格的な探査に必要な資金を求めたクラウドファンディングが始まっている。
クラウドファンディングを使ったプロジェクトを始動させたのは、「ステキみっかび発信プロジェクト」の事務局長を務める中村健二氏。三ヶ日町では、およそ 70 年に渡って「湖底に戦車が沈められている」という伝説があるという。
湖底に眠る戦車は、「四式中戦車チト」とも伝えられているとのこと。
四式中戦車チトは、本土決戦での米軍対抗戦車として終戦間際に製造されたもので、当時、日本陸軍の最新性能が盛り込まれたとされる戦車。試作段階で 2 両の生産で、1 両は米軍に引き渡された後に破壊されたとされる。
今まで幾度かおこなわれていた探査活動で成果が見れなかったが、専門家のハイテク技術を使った本格的な「磁気探査」を実施すべく、360 万円の費用を求めたクラウドファンディングのプロジェクトを始動させた。
プロジェクトは、3,000 円、10,000 円、30,000 円、50,000 円、100,000 円、300,000 円の各金額で 11 月 29 日 (土) 23:00 まで受付中。
Crowd-Funding READY FOR
Embed photo: Type 4 Chi-To, via Wikimedia Commons
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