見学者が続々と入場してくる。係員の適切な指示により大きな混乱は見られない。
最初に行われたのは、各種大砲の射撃演習。115mm榴弾砲の発射の瞬間。激しい轟音が響く
155mm榴弾砲。戦車のように見えるが「大砲」である。
96式装輪装甲車。愛称は「クーガー」。乗員は10名だが、かなり狭そうだ。
ついで、中型砲の射撃演習。96式 多目的誘導弾の発射の瞬間。
89式装甲戦闘車。武装は90口径35mm機関砲KDE、79式対舟艇対戦車誘導弾、74式車載7.62mm機関銃。
74式戦車。乗員は車長・操縦士・砲手・装填手の4名が乗車する。
105mmライフル砲L7A1の砲撃。周囲の爆風から射撃の衝撃の凄まじさが分かる。
90式戦車。44口径120mm滑腔砲Rh120を装備し、自動化が徹底し乗員は3名。
10式の油圧サスペンションの様子が良く分かる。これにより安定した射撃が可能となっている。
10式戦車のスラローム走行しながらの射撃。高い機動性を持っていることが分かる。
03式中距離地対空誘導弾。非常に巨大なことが付近の隊員の大きさから十分に分かる。
そしてヘリコプターの登場。AH-64D。いわゆる「アパッチ」。
ローターの上にあるドーム状のものは、ANAPG-78 ロングボウ・レーダー。
OH06D。機体の形状はタンデム複座で戦闘機を連想する。
UH1HJ多目的ヘリコプター。機内に2台のオートバイが見える。
UH60J。操縦席脇の長細いものは、増槽(予備燃料タンク)
降下地点に到着すると、隊員がロープにより降下した。
Photo & Text: 友清仁