還暦過ぎの女性ヨガインストラクターが寝室で強盗に襲われるも、枕元のリボルバーで応戦。犯人 2 名を射殺

ミリタリーブログサポートチーム

2016年12月01日 18:03


Photo: Ms. Khalsa via Yoga Alliance
※リボルバーの写真はイメージです。型番特定に至っていません
南米チリで、還暦過ぎの女性宅に強盗が押し入る事件が発生。女性は枕元に忍ばせていた護身用のリボルバーで応戦し、強盗を射殺した。

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事件が起きたのは、首都サンティアゴ近郊のバトゥコ。
米テキサス州生まれのハリ・ナム・カウルス・カルサ (Hari Nam Kaur Khalsa) さん (61 歳) は、地元で少しは名の知れたヨガインストラクターだ。
この日、カルサさんの自宅兼スクールに、4 人組ギャングの内の 2 人が強盗で押し入った。2 人の強盗は寝室でカルサさんを発見。手に持っていた銃を使って頭部を殴り、掴み掛かろうとした。

しかし、その一瞬の隙をみて抜け出したカルサさんは、ベッドの枕元に隠し置いていたリボルバー式ピストルを掴み取り即座に応戦。2 人の強盗目掛けて次々と発砲。1 人はその場で即死、もう 1 人は重傷を負いながらその場を逃走するも、庭先で息絶えていた。

地元ニュースによると、カルサさんはブラジルの銃器メーカーであるトーラス (Taurus, タウルス) 製の .38 スペシャル弾を使用するリボルバーを 2 挺所有していたことが分かっていることから、今回の一件で使用されたものとみられている。

現在までの調べの中で、犯人の素性は分かっていない。また、今回の件について、カルサさんは正当防衛が認められ、お咎め無しになるようだ。
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