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アメリカ政府、陸軍の新制式ハンドガン選定におけるグロックのクレームを棄却
ミリタリーブログサポートチーム
2017年06月19日 19:50
先日コンペが終了した新制式ハンドガン「XM17」の選定プロセスに瑕疵があったとするグロック社の申し立てについて、アメリカ政府会計検査院はこれを棄却すると発表した。
グロック社は契約条件の解釈の食い違いと、そして選定プロセス自体にクレームを申し立てていたが、いずれも却下された。
これでシグ社のハンドガンは計10年間、5億8千万ドル(約645億円)という長期・巨額の契約の第1歩を踏み出したことになるが、新装備は採用されてから生産と配備に長い時間がかかるのは、軍に限ったことではない。その間に決定的な不具合が明らかになる可能性もある。また「大逆転」を狙って様々な政治的な動きもみられており、前途はまだまだ多難といえそうだ。
「P320ピストルには当社の特許が無断で使用されている」ステアーが米陸軍のM17に決まったシグを相手に提訴 - ミリブロNews
アメリカ移民・税関執行局の新制式拳銃SIG P320採用のプロセスに疑惑の噂 - ミリブロNews
Source:
Government rejects Glock protest; Army's new handgun will be a Sig Sauer
Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201706
Chaka (
@dna_chaka
)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。
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