UMAREXが正規ライセンス取得のG19XとG19をガスブローバックでリリース予定

ミリタリーブログサポートチーム

2019年03月11日 14:01

実銃メーカーのライセンスを取り扱うUMAREXが、IWA2019の開催に合わせて「G19X」と「G19 gen.4」のガスブローバックモデルを発表した。
共にグロック社の正式なライセンスを得ており、中でもG19Xは初のエアガン化だ。

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Screenshot from Umarex official YouTube channel
G19XはG19サイズのスライドとG17サイズのフルサイズフレームを組み合わせたタンカラーのモデル。細部は現行のgen.5とほぼ共通で実質的にgen.5仕様の初ガスブロ化だ。
ただしパワーソースはCO2、1.8ジュール仕様とのこと。現段階では、あくまでも日本国外での製品と受け止めなければならない。

Screenshot from Umarex official YouTube channel
CO2マガジンは自重落下に加えてアシスタントスプリングも装備。水平角度でもスルッと飛び出る。
シリアルプレート部はマニュアルセフティ。

Screenshot from Umarex official YouTube channel
マニュアルセフティがないと玩具扱いができない国があるためだろうか。
動作シーンを見るとブローバックは実銃の半分ほどのストローク。

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リアルさを考えるとちょっと残念な仕様かもしれない。

お次はガスブローバックのG19 gen.4。

Screenshot from Umarex official YouTube channel
134aなどフロンガスのリキッドチャージ式で既存モデルの大幅なアップデートモデル。製造はVFCとのこと。
特徴は細部まで再現された高い完成度だろう。

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全長174mm、重さ604g、インナーバレルはアルミ製の6.03mm、装弾数は19発。
2500発のテストでは内部パーツの摩耗は確認されなかったという。

Screenshot from Umarex official YouTube channel
もちろんブルーバックはフルストローク。
興味深いのはHOP調整の方法。

Screenshot from Umarex official YouTube channel
六角レンチで銃口側からリコイルスプリングガイドを回転させて調整するシステムとなっている。

どちらのモデルも価格や販売日は未定。

Text: 乾宗一郎 - FM201903
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