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米空軍の『A-10』攻撃機は2030年まで飛び続ける
ミリタリーブログサポートチーム
2019年07月03日 18:32
Photo by Senior Airman Corey Hook
近接航空支援(CAS)の傑作機、『A-10』攻撃機が2030年まで運用される。上院軍事委員会の2020会計年度「国防権限法(NDAA: National Defense Authorization Act)」が示したもので、議会は2030会計年度を通じて、A-10飛行隊に向けて進行中の近代化対策を推進することにより、制空権(air superiority)の維持を図るとしている。
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A-10は、前バラク・オバマ政権下のアシュトン・カーター国防長官の時代において、繰り返し空軍の予算削減に晒された。当時は、F-35統合打撃戦闘機計画への予算充当が優先されていたこともあり、F-35がA-10に代わる主要なCAS機として使用されることになっていた背景があり、A-10は2022年に完全退役が予定されていた。
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Source:
Good News for Boeing and Northrop: A-10 Warthogs Will Keep Flying Through 2030
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