革新的な新動画配信サービス「Quibi」が手掛けるスリラードラマ『#Freerayshawn』のトレーラー公開
4月からアメリカでスタートする革新的な動画配信サービス「Quibi(クイビィ)」が手掛けたオリジナルスリラードラマ『#Freerayshawn』の海外版トレーラーが公開された。全16話(1話につき約10分)で構成され、4月中に配信予定である。
物語は ―― 麻薬取引の容疑をかけられた退役軍人のレイ・ショーンは、警察に追われて妻子のいる自宅へ逃げ込む。無実を訴えながら自宅に立てこもるレイに対し、警察はSWATチームの突入準備を進めながら、ネゴシエーターのスティーブンが投降するように呼びかける。その一方で、レイの訴えがSNSによって拡散され、立てこもり現場前に人が集まり始める…。
シリーズ監督には、「ウォーキング・デッド」や「HOMELAND」などTVドラマを多く手掛けてきたシース・マン。「ザ・シューター/極大射程 」や「イコライザー」シリーズでメガフォンをとったアントワーン・フークアがプロデューサーを務めている。
主役のレイ・ショーン役に、Amazonビデオ・オリジナルドラマ「ホームカミング」で帰還兵ウォルター・クルーズ役を好演したカナダ出身の新進俳優ステファン・ジェームス。ネゴシエーターのスティーブン役に、「ジョン・ウィック」シリーズでバワリー・キングを演じたローレンス・フィッシュバーン。
動画配信サービス「Quibi」は、ドリームワークス·アニメーションSKGの最高経営責任者だった敏腕映画プロデューサー:ジェフリー・カッツェンバーグが2018年に設立したスマートフォン向けの定額制ビデオ配信プラットフォームで、4月6日からアメリカでサービスを開始する予定(日本での展開は現在未定)。
配信される動画は「ハリウッド映画スタイルの高品質な10分以内の短編」を特徴としており、10億ドル以上の巨費を投じて製作された8,000を超えるオリジナルコンテンツ、有名な映画監督や俳優を起用、画面の縦向き・横向きに対応した新しい視聴技術「Turnstyle(ターンスタイル)」の導入、といった内容でユーザー獲得を狙っている。利用料金は月額約5~8ドルの予定。
Quibiが独自開発した視聴技術「Turnstyle」(特許出願中)の参考例
Quibiの全てのコンテンツに対応予定の「Turnstyle」が、ドラマの観せ方にどのような変化をもたらすのか気になるところだ。
Text: 弓削島一樹
Quibiが独自開発した視聴技術「Turnstyle」(特許出願中)の参考例
We can't wait until you get your hands on Turnstyle. pic.twitter.com/6I6XzO1pCw
— Quibi (@Quibi) 2020年1月9日
Quibiの全てのコンテンツに対応予定の「Turnstyle」が、ドラマの観せ方にどのような変化をもたらすのか気になるところだ。
Text: 弓削島一樹
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