警察官の「ボディカム」を題材にしたホラー・スリラー映画『Body Cam』の海外版トレーラー公開
アメリカでは警察官がボディカムを装着し、証拠を採取するケースが多くなってきた。時には容疑者を射殺するなど衝撃的な動画が公開されることがあるが、もしそこに、あり得ざるものが写り込んでいたら……アメリカのR&B歌手で女優のメアリー・J. ブライジ(Mary Jane Blige)がベテラン婦警を演じるホラー・スリラー映画『Body Cam』の海外版トレーラーが、YoutubeのParamount Movies公式チャンネルで公開された。
物語は ―― 凄惨な警察官殺害事件を担当することになったベテラン婦警のレニー・ロミート(メアリー・J. ブライジ)は、被害者の警官が装着していたボディカムの記録映像に、奇怪な人物が映っているのを発見する。事件の幻覚に悩まされながらも捜査を進めると、隠蔽されていた警察の不祥事と本件が関わりがあることを突き止め、カギを握る人物の行方を追い始める…。
Film poster 『Body Cam』
監督は、本作が長編2作目となるマリク・ブース(Malik Vitthal)。長編デビュー作は、「スターウォーズ」シリーズのフィン役で名をはせたジョン・ボイエガが主演したNetflixオリジナル映画「インペリアル・ドリーム」。サンダンス映画祭でオーディエンス賞を受賞している。
主演のメアリー・J. ブライジは「クイーン・オブ・ヒップホップ・ソウル」と称される実力派シンガーだが、1995年ごろから女優としても活動を始め、映画・テレビ作品に多数出演している。ハリウッド映画賞、サテライト賞、サンディエゴ映画批評家協会賞など多くの映画賞で受賞歴があり、俳優としても高く評価されている。共演は、ハリウッド版「Death Note/デスノート」でライト・ターナー(夜神月)を演じたナット・ウルフ(Nat Wolff)、ドラマ「サン・オブ・アナーキー」などに出演するテオ・ロッシ(Theo Rossi)、トニー賞ミュージカル女優賞やディズニー・レジェンドを受賞しているアニカ・ノニ・ローズ(Anika Noni Rose)、ドラマ「デクスター 〜警察官は殺人鬼」のエンジェル捜査官役など刑事ドラマへの出演が多いデイヴィッド・ザヤス(David Zayas)など。
アメリカでの公開スケジュールは、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響で劇場公開は見送られ、6月2日からオンデマンド配信を開始し、7月14日にDVDが発売される予定となっている。尚、日本での公開は現在未定である。
Text: 弓削島一樹
アメリカでの公開スケジュールは、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響で劇場公開は見送られ、6月2日からオンデマンド配信を開始し、7月14日にDVDが発売される予定となっている。尚、日本での公開は現在未定である。
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