第 78 回ビクトリーショーが、9 月 21 日 (祝) に開催された。
写真は工事が進む都立産業貿易センター・浜松町館周辺の様子。
秋葉原に店舗を構えるマイトリーは、S-THUNDER 製のガス式地雷を販売。本体の天蓋部分(赤枠内)にBB弾やパウダーを仕掛けることができる。サバイバルゲームシーンでは、自陣のフラッグ周辺や、膠着状態になることが予想される箇所へ敵を引き込ませて使用するなど、アイデア次第で用途を膨らませることが出来る面白アイテムとなっている。
この地雷を開封してみる。矢印の先にあるのがガスの注入口で、赤丸で囲った箇所がノック部分となっているのが分かる。赤い四角で囲った箇所がセイフティーピンの箇所で、切れ込みにピンが入ることで、ガスバルブをノックしないような仕掛けとなっている。
ハズレなしスピードクジが好評だったフォートレス。1回800円、2回1,500円という設定で、特賞には9~10万円はするEOTech G33 Magnifierが、また1等賞には東京マルイ製次世代電動ガン HK416D DevGruが用意されるなど、豪華なラインナップとなっていた。
CAMP DEVGRU ブースで展示販売されていたセラコート仕上げのMK14 EBR 電動ガン。玩具を超えたその仕上げに多くの来訪者が足を止めていた。
同じくCAMP DEVGRU ブースで展示販売されていた焼き入れ仕上げのハイダー。
DSE Corporation LLC ブースではRevisionのアイウェアが展示された。
中でも注目は、VIPER・BATLSKIN ヘッドプロテクションシステムの参考展示。これは、HEaDS-UP (Helmet Electronics and Display System-Upgradeable Protection) 計画に基づき進められたもので、兵士の防護能力の強化、脳損傷の軽減を鑑み、また電子デバイスとの統合を目的にデザインされている。頬付けを必要としない、銃架に積載された機関銃での射撃シーンなどの用途が想定されている。なお、日本国内での現物はDSE社が保管するものだけ。
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同じくDSE Corporation LLC ブースでは、世界の軍・法執行機関エリート部隊を美麗な写真で紹介する「FLASHBANG magazine」が販売されていた。世界的にも人気の同誌は、日本国内での取り扱いが少なく、見掛けたら即購入がオススメ。
C-Tours LLC ブースでは、火薬を使わないスタングレネード、BAD Heavy / BAD Little Giantが販売された。ドイツ製の本製品は訓練用途で開発された本格的なもの。強烈な光量を発しながら転がすことで、突入時に一時的な隙を創出する。
沖縄から駆け付けた沖縄ミリカジでは、イベント特価での米軍放出品の販売がおこなわれ、ブース周辺が大盛況だった。
初出店、Tactical & Rescue Gear RETRASH。Oakley人気のアイウェア、GASCAN Tan カラーとUSマーシャルSOGを題材としたパッチを販売。GASCAN は星条旗部分のロゴがフルカラーではなく、ODサブデュードとなった初期型の人気モデルだった。
ビクトリーショー会場として親しまれた東京都立産業貿易センター・浜松町館が、再開発の為に取り壊される。次回、12 月 19 日 (土) ~ 20日 (日) の 2 日間で開催が予定されている第 79 回のビクトリーショーでは、会場を「東京都立産業貿易センター・台東館」へと舞台を移して開催となる。