映画『ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!』試写会イベントが開催

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『マラヴィータ』(2013)『LUCY』(2014)の監督リュック・ベッソンが自ら原案・脚本・製作を務め、『タイタニック』や『アバター』などジェームズ・キャメロン監督の右腕として活躍し、監督作『イントゥ・ザ・ストーム』で注目のスティーヴン・クォーレを迎えた、アクションエンターテインメント映画『ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!』が、いよいよ1月12日金曜日より、TOHOシネマズ六本木ほか、全国で公開を迎える。

当映画の公開を記念して、12月26日、ミリタリーブログ協力のもと、特別試写会とトークイベントが都内某所で開催。フランス外人部隊パラシュート連隊・水陸両用中隊の元隊員である野田力氏と、創刊70年周年を迎える老舗ミリタリー雑誌「丸」編集部の岩本孝太郎氏がゲストとして登壇した当日の模様をお届けしよう。

ド派手にやろうぜ!
ネイビーシールズナチスの金塊を奪還せよ!
http://renegades.asmik-ace.co.jp/

2018年1月12日全国公開


「特攻野郎Aチームのように、気軽に楽しめる作品だと思いました!」(野田氏)

「実機、実車が乱舞している映画で大興奮です。戦車がぶっ放しているシーンや空戦シーンは圧巻の一言で、それだけで100回くらい見返してもいいと思いました!永久保存版です!」(岩本氏)

と映画の感想を熱く述べる二人が、自身の体験や知識を元に実際の戦場についても語った。
Q. 本作では、最強部隊と呼ばれるネイビーシールズが陸・空・水中と大暴れで展開されております。野田さんもフランス外人部隊時代、実際に陸・海・空を経験されたということですが。

野田氏
「はい、ネイビーシールズはパラシュートから地上での戦闘、あとはダイビングまでやるんですけども、僕もパラシュート連隊ということでパラシュートをやりました。あと職種的には歩兵でしたので地上の戦いもやりましたし、水陸両用中隊に配属されましたので、海からの上陸とか、パラシュートで海に降りてから上陸するとか水の戦いもしました。」



Q. 劇中のネイビーシールズと、部隊で野田さんが実際に行っていたパラシュート降下には違いがあるとお伺いしたのですがその辺はいかがですか?

野田氏
「ネイビーシールズなどの特殊部隊がやるパラシュート降下というのは、凄い高い所から飛び降りて、いい高さで自分でパラシュート開くフリーフォールという技術になります。結構操縦もできますし、自分でブレーキをかけて緩やかに着地することもできます。僕たちがやるのはスタティックライン・ジャンプというパラシュートでして、高度300メートルから400メートルの飛行機から飛び降りると自動的にパラシュートが出てきます。後は概ね風まかせでけっこうな勢いで着地します。
だいたい2階から飛び降りるぐらいの衝撃と言われています。僕も1番最初のパラシュート降下で足を捻挫しました。」


岩本氏
「お酒を飲んでいるシーンが劇中でありましたが、フランス外人部隊では作戦後にお酒を飲む事はあるんですか?」


野田氏
「アメリカ軍では戦場においてアルコールは一切禁止というふうに聞いています。フランス軍は結構お酒は売店なんかに置いてありまして、ビールかワインとかありましたね。その日の業務が終わったら飲むとか、食前酒としてワインを飲むとかありましたね。」


Q.「基地の中では比較的自由はあったのでしょうか?」

野田氏
「映画のシールズは街中に出たりしてましたけど、自分がアフガニスタンやアフリカの作戦に行っていたときは一切ああいう自由はなかったですね。外出は映画のように勝手にはできませんでした。」


Q.「他の部隊や国の方々と食糧の交換などをする事はあったのでしょうか?」

野田氏
「アフガニスタンでは同じ駐屯地の中に、米軍の特殊部隊とルーマニアの特殊部隊がいたんですが、米軍の特殊部隊の所にフランス軍の携帯糧食を持っていって「交換しよう」って言ったら「いらない」って言われて、、、(笑)でも、いらないけどあげるよって感じで、アメリカ軍の携帯糧食を一箱くれましたよ。」


Q.「国によって食べるものにも特徴が出るのですか?」

野田氏
「フランス外人部隊ではラザニアとか、美味しい物もちょいちょいありました。米軍のはオムレツが美味しかったですね。」


Q.「一番美味しかったものは何ですか?」

野田氏
「アメリカ軍のエネルギーバーのアップルシナモン味がすごいおいしかったですね。」


Q.「映画の中でネイビーシールズがとても自由に行動している部隊だなという印象だったのですが、実際にこのように自由に行動できるものなのでしょうか?」

野田氏
「作戦においての自由な行動っていうのは、特殊部隊はだいぶ独立してるので結構な自由が許されます。作戦外、休日においてはあそこまでの自由はないですね」


Q.「岩本さんにお伺いしますが、当時のボスニア・ヘルツェゴビナはどういう状況だったんでしょうか?」

岩本氏
「事の起こりは1991年でした。クロアチアの独立宣言からスタートしているんですけれども、その後、セルビア人、クロアチア人、ボシュニャク人の三つ巴の痛ましい紛争になりまして、3年半以上にわたる戦いで死者20万人、難民200万人、第二次世界大戦後、最大最悪のヨーロッパ紛争と言われています。この映画で描かれているのは1995年末期、そろそろ紛争も終わりに近づいている頃です。映画に出ましたセルビア人ですが、恐ろしく描かれておりますが、日本とは現在大変良好な間柄で、東日本大震災においては約5,000万円の義援金を頂いております。チャリティーコンサートもセルビアで開催してくれたほどです。」


Q.「フランス外人部隊にもセルビア出身の方はいらっしゃったのでしょうか?」

野田氏
「一時期、対戦車ミサイルの射手をしていたのですが、ペアを組んでいたミサイルの装填手がセルビア人でした。いい奴でしたね。一旦切れると危ないやつでしたけど(笑)」


岩本氏
「映画の中でT-64戦車が水没したじゃないですか。あそこで結構水がジャーって溢れてたんですけど、野田さんは水陸両用車にも乗っていたんですよね?」


野田氏
「水陸両用車ではなく装甲車ですね。VABというものです。それが一応水陸両用ということになってるんですけど、自分がフランス外人部隊に入った頃には、部隊の車両がもう結構古くなっていて、アフガニスタンで運転手を勤めていた時に、助手席のハッチは雨漏りがしてて助手席に座ってた人はポンチョをかぶっていました。もし映画みたいに水中に行ったら、浮かずにそのまま水底に行っちゃうと思います(笑)」


Q.「いろいろな戦場に行かれている中で、実際にネイビーシールズと関わった事などはあるのでしょうか?」

野田氏
「米軍のネイビーシールズとは関わった事はないですが、フランスのネイビーシールズにあたるコマンドマリーンとか、フランスのSASにあたる「1erRPIMa(プルミエ・エールペイマ)」とは訓練で多少関わりがありました。」


Q.「やはりそういう特殊部隊に所属する人たちは、ほかの部隊に所属する兵士達と比べて優れているのでしょうか?」

野田氏
「僕の印象では、彼らはとことん物事を追求します。特殊部隊の人たちは、1つの何かを勉強するぞとなったらとことん深く掘りますね。」


Q.「実際に作戦を共同で行った事もあるのですか?」

野田氏
「米軍とルーマニアの特殊部隊とは作戦を一緒にやった事があります。」


Q.「劇中のネイビーシールズのように、実戦においてパラシュート降下した経験もあるのでしょうか?」

野田氏
「僕自身は無いのですが、自分が辞めて数年後に北アフリカのマリ共和国で、所属していた連隊の幾つかの中隊がテロリストに占拠されているという村にパラシュートで降下しました。結局テロリスト達は逃げちゃっていて、戦闘もなく安全に終わったということでした。」


Q.「映画のようにドンドンぶっ放すというのは実際にはなかなか起きない状況なのでしょうか?」

野田氏
「そのパラシュート作戦のときは大丈夫でしたけど、アフガニスタンにしろ、マリ共和国にしろ、フランス軍は結構やってますね。」


Q.「本作では時代考証をしっかりと行っており、作中に出てくる兵器等にこだわっております。その辺りはいかがでしたか?」

岩本氏
「この映画の見所なんですが、90年代が舞台だと装備のIT化がまだ進んでいなくて、タッチパネルを操る兵士がいない、兵器そのものが純粋に見れてとても面白かったです。」


野田氏
「戦場では何が起こってもおかしくありませんし、目立っておかしいところはないと思います。 劇中ではSASがちょっと弱く描かれてましたが、SASは本当に凄い人たちです。あらゆる国の特殊部隊が注目する特殊部隊です(笑)この映画は特攻野郎Aチームのように、気軽に楽しめる作品だと思いました!」



『ネイビーシールズナチスの金塊を奪還せよ!』は1月12日金曜日より、TOHOシネマズ六本木ほか、全国で公開を迎える。

アメリカ海軍特殊部隊ネイビーシールズのチームリーダーには『 300〈スリーハンドレッド〉~帝国の進撃~』(2014)で主演を務めたサリバン・ステイプルトン、チームを率いる少将には『 セッション』(2014)の鬼教師役でアカデミー賞助演男優賞に輝いたJ・Kシモンズ、そしてカギを握る女性ララには『ブレードランナー2049』(2017)にも出演し、その美貌で世の男性を魅了するシルヴィア・フークスという豪華キャスト。
ネイビーシールズきってのマッチョな荒くれチームが、冒頭から戦車でド派手に大立ち回りを演じ、陸・空・水中を縦横無尽に大暴れ!第二次世界大戦で水中に沈んだ都市を舞台に金塊奪還作戦を展開する、アクション・エンタテインメントがここに誕生した。


俳優達は実際に元シールズのトレーナーから訓練を受け、地上の何倍もの時間や体力を使う水中での撮影のために数週間の特訓を行ったという。ドイツ、クロアチア、マルタ、フランスの4カ国にまたがって行われた撮影では、CGに頼らず軍事基地から戦車、戦闘機、湖に沈む街まで全てロケ・セットや実機を使うというこだわり。その結果、ディテールまでリアルで、迫力のあるアクションシーンや水中シーンが完成した。特に水中に沈む街の描写は、本当に湖底で数十年間のあいだ街が静かに眠っていたかの様な美しさだ。

ド派手にやろうぜ!
ネイビーシールズナチスの金塊を奪還せよ!
http://renegades.asmik-ace.co.jp/

2018年1月12日全国公開

Text & Photo: Yusuke Suzuki
https://archive.uskphoto.com/
2006年、21才の時好奇心でアフガニスタンを訪れ、そこで出会った写真家の影響で写真を始める。その後2度アフガニスタンに戻り、写真家を志すようになる。2011年、 ボストンのNew England School of Photography卒業後、一年間ボストンでフリーランスとしてロイター通信、地元紙などで働く。2012年以降は拠点をニューヨークに移し、ドキュメンタリーフォトグラファーとして活動。近年はシリアやイラクで取材を続け、紛争問題・難民問題を追い続けている。


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