ロシア国防省の報道官 Nikolai Donyushkin 中佐は 6日、"Ratnik" (ラートニク : 「戦士」) と名付けられた未来型の個人戦闘服 (Future Soldier Uniforms) の装備セットが 4月 に テストに供されると発言。Ratnik は、MAKS-2011 Air Show で初展示され、昨年 9月 に実施された先行試験の結果が良好であったと報じられている。主に地上部隊を対象とした装備となり、銃器や、光学機器をはじめ、ボディーアーマーやエルボー・ニーパッドから、通信、ナビゲーション、生命維持装置や電源供給システムなど様々に渡り、実に 40 以上のコンポーネントから成る。ヘルメットを含めたアーマー装備一式の総重量は大よそ 20Kg で、ガーメントは ALUTEX（アルミナ繊維）製とされる。ロシアでは 2011年 に、フランス製の将来個人用戦闘装備 "FELIN" を数両限定で購入する予定をしていたが、その後 独自プロデュースの道を歩んでいる。昨年 12月、ロシア政府関係筋は、開発と実装時期について、2015年 までを見込むとした考えを示している。

RIA Novosti 2013/01/06, 2012/11/29
Army Recognition 2013/01/07

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