ドイツ軍のG36後継小銃の調達を目指す「シュトルムゲヴェール・システム」計画が始動
ドイツ国防省(Bundesministerium der Verteidigung)は21日、欧州連合の入札電子日報(TED: Tenders Electronic Daily)において、G36後継小銃の調達を目指す「ドイツ連邦軍・シュトルムゲヴェール・システム(Sys StG Bw: System Sturmgewehr Bundeswehr)」の計画概要が掲載されたことを伝えた。シュトルムゲヴェールは、ドイツ語で「突撃銃」「アサルトライフル」を意味する。
Quelle: Bundeswehr/Dorow/Marco Dorow
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TEDに示された21日付の公告によると、初度契約費用は税込み(MwSt)2億4,500万ユーロ(=約292億円)となり、契約締結は、要件を満たす品質面などを検証することを念頭におこなわれる。2019年4月から始まるデリバリーは、7年後の2026年3月末まで掛かることが示されている。
決定がなされれば、およそ12万挺とレーザーライトモジュール、リフレックスサイトなどの付属品の供給が見込まれる。
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決定がなされれば、およそ12万挺とレーザーライトモジュール、リフレックスサイトなどの付属品の供給が見込まれる。
Photo: RS556
Photo: SIG MCX
G36の後釜を狙った動きはドイツを中心に周辺諸国の銃器メーカーの間で活発化しており、巷では現在までに①オーストリアのステアー・マンリッヒャー社とドイツのラインメタル社が共同で提案中の新小銃「RS556」をはじめ、②シグサワー社の「SIG MCX」、③大本命と目されているヘッケラーアンドコッホ(Heckler & Koch)社から投入される新型ライフル「HK433」の名前が挙げられている。
Photo: HK433
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