テールスイッチのフラッシュライトをリボンスイッチのように使えるアタッチメント「Firetail」
Photo from Firetail
ハンドヘルドのフラッシュライトは、逆手に持った親指で押しやすいようテールキャッップにスイッチが取り付けられている。こうしたライトをウェポンライトに転用するとなるとリボンスイッチのアッセンブリに交換しなければならない。しかし「Firetail」を使えば、テールキャップスイッチをリボンスイッチのエルゴノミクスで用いることが可能になる。
Firetailは1インチ径のフラッシュライトの尾部に取り付け、スイッチを押し込む方向を90度変更できるアタッチメント。
Photo from Firetail
ハンドヘルドのライトをそのまま装着した場合、スイッチを銃口方向に押し込むことになりこれは非常に難しい。Firetailを用いることで、リボンスイッチと同じ動きでスイッチを無理なく押し込むことができる。
Photo from Firetail
またリボンスイッチは断線や引っかけの危険が常にあるが、Firetailは単なるレバーであるから故障の可能性は低い。構造も図のように非常にシンプルなものだ。
Photo from Firetail
Aimshot社の製品のようなワイヤレススイッチでは断線の危険はないが、構造は複雑で電池の消耗量も多くなる。ミリタリーの用途ではごく弱くとも電波や赤外線で通信するようなデバイスは使いにくいだろう。
Photo from Aimshot
なおSurefire社のDS00スイッチのようにリボンスイッチのコネクタとバックアップのスイッチを兼用できるキャップもある。モメンタリとクリック、両方の形式のスイッチを使い分けることができるようにもなる。
Photo from SureFire
本当にシビアな行動においては、フラッシュライトは様々な明るさやスイッチ形式のものを複数携行し、使い分けることとなる。Firetailはそこまでの状況ではないし、1本のライトを様々な用途に使いたいという場合には面白いのではないだろうか。
参考記事:
・Shin Tactical Lecture 2018取材レポート~ナイトタイムタクティカルトレーニング編~ - ミリブロNews
Source: Firetail by Posi-Lūm – Advanced Weapon Light Activation
Text: Chaka (@dna_chaka) - FM202002
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。
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