ロバート・デ・ニーロ×アル・パチーノ『ボーダー』4.24公開

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映画史上最高の俳優と世界が認めた2人――『ヒート』から12年!
遂に実現する“本物の競演”!! そして“最後の共演”!?

ロバート・デ・ニーロ×アル・パチーノ『ボーダー』4.24公開
バッジと銃が正義と信じて、社会のダークサイドを共に歩いてきた2人の刑事——
いま、“裁かれざる殺人”に導かれ、男たちは〈善悪の境界〉を越える…


〈奇跡の競演〉から〈本物の競演〉へ
映画史上最大の事件の幕が開く──

INTRODUCTION
世界中のマスコミ、そして映画を愛する人々から、現代最高の俳優と称えられる、ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノ。2人合わせて、アカデミー賞ノミネートは実に14回。そのうち、デ・ニーロは2度、パチーノは1度、輝くオスカーを手にしている。華麗な受賞歴という記録だけではない。約40年のキャリアのなかで、彼らの演技が、いったいどれだけの人々の魂を揺さぶり、人生までも変えてきたことだろう。  同じ時代を走り抜けてきた2人だが、傑出したクオリティを誇る数々の出演作品の中で、その名を並べたのはわずか2本。映画史に残る名作『ゴッドファーザーPARTII』と、張り詰めた男のドラマで観る者を圧倒した『ヒート』だ。前者は共演シーンが一つもなく、後者は同じシーンに登場するが、その時間はほんの数分だった。あれから12年、演技力と存在感にさらに深みと凄みを増した2人の“本物の競演”が、遂に実現した!

きっかけは、1本の脚本だった。『インサイド・マン』での全く先の読めない緊迫感と驚きの結末が、一躍注目を集めた脚本家ラッセル・ジェウィルスの第2作が、ロバート・デ・ニーロの心を捉えた。デ・ニーロは出演を即決するだけでなく、彼のパートナーとなる役に「これを演じられるのは、彼しかいない」と、自らアル・パチーノを指名した。まもなくパチーノも快諾、他でもない 2人の手で、“映画史上最大の事件”の幕が開けられたのだ──。

連続殺人の容疑者となった刑事と、その相棒。
2人の先には、人生を一変させる驚愕の真実が待っていた……
ロバート・デ・ニーロ×アル・パチーノ『ボーダー』4.24公開ロバート・デ・ニーロ×アル・パチーノ『ボーダー』4.24公開ロバート・デ・ニーロ×アル・パチーノ『ボーダー』4.24公開
犯罪者への怒りを抑えられず、捜査のたびに揉め事を起こす熱い刑事、ターク。全ての者への怒りを抑え込み、冷静に捜査を進めるクールな刑事、ルースター。ニューヨーク市警のベテラン刑事である2人は、20年以上コンビを組んで、数々の犯罪者を挙げてきた。性格から捜査方法まで、どれをとっても正反対の2人だが、共に社会のダークサイドを歩いてきたパートナーとして、固い絆で結ばれていた。  

ある時、まるで警察に挑戦状を叩きつけるかのような、連続殺人事件が発生する。ターゲットは、野放しにされている悪人たち。捜査の過程で浮かんだ犯人像は、自らの手で犯罪者に制裁を加える怒りに満ちた警官。それはタークの姿と重なり、集められた状況証拠も、彼が犯人だと示していた。汚名を晴らすため、捜査にのめりこむ2人。タークは相棒をも裏切る裏の顔を持っていたのか? しかし、その先には、彼らの人生を破壊するほどの驚愕の真実が待っていた……。

タークにデ・ニーロ、ルースターにパチーノが扮し、ようやく叶った全編にわたる競演を祝うかのように、息詰まる緊迫感の中、白熱の演技対決を展開する。それに応えるかのように他のキャストにはヒップ・ホップのスーパースター、50セントのカーティス・ジャクソンがドラッグ・ディーラーのスパイダーを演じ、2人の同僚の科学捜査官カレンに『ナイトミュージアム』のカーラ・グギーノ。タークとそりの合わない後輩の刑事2人に『ハプニング』のジョン・レグイザモと『シックス・センス』のドニー・ウォールバーグ。タークとルースターの上司にはベテラン俳優『ロミオ&ジュリエット』のブライアン・デネヒーが脇を固め、1秒たりとも目を離すことの出来ない濃い映像を作り出している。 果たして真犯人は? 動機は──?

監督は、『アンカーウーマン』『北京のふたり』などの監督作だけでなく、数多くのプロデュース作を手がけるジョン・アヴネット。 2010年、男と男の演技という名の真剣勝負──決して見逃してはならない──。

ロバート・デ・ニーロ×アル・パチーノ『ボーダー』4.24公開
STORY
今日もまた、ニューヨーク市警きってのベテラン・コンビ、ターク(ロバート・デ・ニーロ)とルースター(アル・パチーノ)が、騒ぎを起こしていた。強引な捜査の末に銃撃戦を繰り広げ、怒りにかられたタークが拘束した容疑者のドラッグ・ディーラー、スパイダー(カーティス・ジャクソン)を叩きのめしたのだ。2人は数々の凶悪犯を挙げる優秀な刑事なのだが、その行き過ぎた行動が今回も問題となり、市警内の精神分析医のカウンセリングを受けさせられる。

折しも、警察を嘲笑うかのような、連続殺人事件が起きる。狙われたのは、一度は逮捕されながら、証拠不十分で社会に放たれた悪人たち。その数、既に10人。犯人は、無能な警察に代わって、社会のダニを一掃しようというのか? 唯一の手がかりは、“詩”。犯行理由を詩の形でしたためたメモを現場に残す──それが、犯人のスタイルだった。

タークとルースターも、連続殺人犯を追いかけていた。被害者の多くは、2人が捕まえたのに不起訴となった男たちなのだ。11人目が殺された時、ヒンギス警部補(ブライアン・デネヒー)は捜査会議を開く。日頃からタークと折り合いの悪い後輩刑事のライリー(ドニー・ウォールバーグ)とペレズ(ジョン・レグイザモ)も加わり、警察のプライドを賭けた本格的な捜査が始まった。
 
犯行内容が分析されるにつれて、犯人像が浮かび上がってきた。被害者に全く抵抗の跡がないことから、“詩人”は彼らと面識のある人物だ。それだけではない。どうやら彼らの動向や生活習慣、スケジュールまでも熟知しているらしい。「犯人は、警官だ」──最初に言い出したのは、ルースターだった。ペレズはすぐに同意するが、タークは不快感を露にする。  

その頃から、ペレズはタークを疑い始める。悪を許せない異常なほどの正義感、一発のミスもない射撃の腕前、状況証拠は全てタークを指し示していた。タークの恋人で科学捜査官のカレンもまた、思うところがあるかのように、現場写真やカードなどの証拠品を洗い直していた。
 
次なる被害者は、大勢の少年たちを犯した性犯罪者の神父だった。タークは彼の死体を見て、激しく動揺する。子供の頃、彼から初聖体を授けられたのだ。個人的に被害者と知り合いだったことで、タークの立場はますます悪くなる。「俺にはわかる。間違いなくタークじゃない」たった一人、ターク犯人説をキッパリと否定するルースター。  

タークは本当に、相棒さえも欺いているのか? それとも、誰かが彼に罪を着せようとしているのか?   
最後にたどり着いた善悪の境界で、2人が見た真実とは──?

ロバート・デ・ニーロ×アル・パチーノ『ボーダー』4.24公開ロバート・デ・ニーロ×アル・パチーノ『ボーダー』4.24公開ロバート・デ・ニーロ×アル・パチーノ『ボーダー』4.24公開
PRODUCTION NOTES
ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノ。過去30年にわたって数々のヒット作に出演し、素晴らしい演技で知られている2人だが、同じスクリーン上に現れたことはほんの数分しかない。『ボーター』は、全編にわたって彼らを同時に目にすることのできる、記念すべき最初の作品だ。

「パチーノとデ・ニーロの2人と一緒に仕事ができると言われたら、ノーとは言えない」そう話すのは、プロデューサーのロブ・コーワン。「彼らは生きる伝説だ。彼らの共演は、誰にとっても特別なことで、多くの人々がこのプロジェクトに引き寄せられた。セットに立つ2人を見て、鳥肌が立ったよ」

プロデューサーのランドール・エメットは、これまでデ・ニーロとの企画を探し続けてきた。「この脚本を読んだ時、これだと思った。彼からOKをもらってから監督を探し始めた。最初に思いついたのが、尊敬しているジョン・アヴネットだ」

アヴネットはデ・ニーロに会いにニューヨークに飛んだ。そして、デ・ニーロが彼のパートナー役にパチーノを提案した。「知っての通りアルと俺は、『ゴッドファーザーPARTⅡ』では、一緒にスクリーンに映っていない」と、デ・ニーロは言う。「『ヒート』でも、同じシーンに登場するのはほんの数分だ。そこで、アルはどうかと提案したら、ジョンはすぐに乗ってくれた」一方、パチーノはこう語る。「ボブ (デ・ニーロ) にこの役を勧められた。脚本を読んで、ボブと仕事をするいい機会になると思った。自分に合った役だと思ったね」

デ・ニーロは語る。「俺たちのようにお互いを長く知っていれば、その空気を役柄に生かすことができる」パチーノもまた、「ボブとは気が合う。昔からずっとね。そして、互いを信頼している。それはとても大事なことだ」と語る。

巧みに練り上げられた処女作『インサイド・マン』で、映画界にさっそうと躍り出た 脚本のラッセル・ジェウィルスだったが、2作目となるこの脚本が、ハリウッドで最も素晴らしい俳優たちによって演じられるなどとは思いもしなかった。「脚本を書く時は、俳優のことは考えない。登場人物に顔はない。彼らは俳優じゃなくて、ただの役柄だからね。この映画の場合、僕にとって大事なのは、2人が対等であること。信頼し合っている2人の関係が、きちんと観客に伝わらなくてはいけない。その意味でも、彼ら以上の適役はいないね」 

デ・ニーロとパチーノの共演が決まった時、多くの俳優たちの興味を引いた。プロデューサーのラティ・グロブマンは、その注目度は予想以上だったと言う。「キャスティングが開始されたという情報はハリウッド中に知れわたり、あらゆるエージェントが電話してきた」その結果、ベテランから新人まで、目も眩むばかりに多種多様なキャストが顔を揃えた。

科学捜査官カレンには、カーラ・グギーノが選ばれた。彼女は、パチーノとデ・ニーロについて、こう語る。「最初にあの2人が一緒に立っているのを見た時のことは、今でも覚えているわ。本当に興奮した。2人が同じシーンを演じているのを見るのは、ものすごくパワフルな体験だと思うわ」  

アヴネット監督は、ドラッグ・ディーラーのスパイダー役に、音楽の世界ではスーパースターだが、演技については新人であるカーティス・ジャクソンを起用した。ジャクソンは、「読み合わせをしている時、テーブルの下で、両足がぶるぶる震えていたよ。2人と一緒のシーンの時は、無意識に彼らの癖を盗んだり、同じようにふるまったりしていた。演じている時も、まるで2人に導かれているように感じたね」と語る。

警察官たちの仕事をリアルに描くことは、この映画では最も大事なことだった。そこで、専門家たちを集めたチームが構成された。プロデューサーのコーワンは言う。「監督は絶えず電話を取り出しては、彼らに電話をかけていた。たった1行のセリフや、刑事たちの動き1つについてもね」

ニューヨーク市警での24年のキャリアを生かし、現在は映画コンサルタントとして『アメリカン・ギャングスター』『ボーン・アルティメイタム』などで活躍しているニール・カーターは、脚本の内容チェックや、ニューヨーク市警に関して、監督や俳優にアドバイスした。「『ボーダー』は、実際の刑事たちが度々味わうフラストレーションを的確に描いている」と、カーターは語る。

ロバート・デ・ニーロ×アル・パチーノ『ボーダー』4.24公開ロバート・デ・ニーロ×アル・パチーノ『ボーダー』4.24公開ロバート・デ・ニーロ×アル・パチーノ『ボーダー』4.24公開

~アカデミー賞ノミネート14回、受賞3回を誇る名優たちの軌跡~

ROBERT DE NIRO
『ゴッドファーザー PARTⅡ』(74)
『タクシードライバー』(76)
『ディア・ハンター』(78)
『レイジング・ブル』(80)
『レナードの朝』(90)
『ケープ・フィアー』(91)

助演男優賞 受賞
主演男優賞ノミネート
主演男優賞ノミネート 
主演男優賞 受賞
主演男優賞ノミネート
主演男優賞ノミネート

AL PACINO
『ゴッドファーザー』(72)
『セルピコ』(73)
『ゴッドファーザー PARTⅡ』(74)
『狼たちの午後』(75)
『ジャスティス』(79)
『ディック・トレイシー』(90)
『摩天楼を夢みて』(92)
『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』(92)

助演男優賞ノミネート
主演男優賞ノミネート
主演男優賞ノミネート
主演男優賞ノミネート
主演男優賞ノミネート
助演男優賞ノミネート
助演男優賞ノミネート
主演男優賞 受賞

CAST PROFILE
ロバート・デ・ニーロ ターク
1943年8月17日、ニューヨーク生まれ。68年にブライアン・デ・パルマ監督の『青春のマンハッタン』(V)で初主演。最初に評価されたのは、全米映画批評家協会賞助演男優賞を受賞した、マーティン・スコセッシ監督の『ミーン・ストリート』(73)。

74年の『ゴッドファーザーPARTⅡ』で若きドン・ヴィトー・コルレオーネを演じ、アカデミー賞助演男優賞を受賞。80年のスコセッシ監督の『レイジング・ブル』で2度目のオスカーを受賞。  

また、スコセッシ監督の『タクシードライバー』(76)、マイケル・チミノ監督の『ディア・ハンター』(78)、ペニー・マーシャル監督の『レナードの朝』(90)、スコセッシ監督の『ケープ・フィアー』(91)で、アカデミー賞にノミネートされる。

その他の主な出演作は、エリア・カザン監督の『ラスト・タイクーン』(76)、ベルナルド・ベルトルッチ監督の『1900年』(76)、セルジオ・レオーネ監督の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』(84)、スコセッシ監督の『ニューヨーク・ニューヨーク』(77)『キング・オブ・コメディ』(83)『グッドフェローズ』(90)『カジノ』(95)、テリー・ギリアム監督の『未来世紀ブラジル』(85)、デ・パルマ監督の『アンタッチャブル』(87)、アラン・パーカー監督の『エンゼル・ハート』(87)、ニール・ジョーダン監督の『俺たちは天使じゃない』(89)、ロン・ハワード監督の『バックドラフト』(91)、ケネス・ブラナー監督の『フランケンシュタイン』(94)、マイケル・マン監督の『ヒート』(95)、バリー・レヴィンソン監督の『スリーパーズ』(96)、トニー・スコット監督の『ザ・ファン』(96)、クエンティン・タランティーノ監督の『ジャッキー・ブラウン』(97)、アルフォンソ・キュアロン監督の『大いなる遺産』(98)、『ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ』(05)など。

監督業にも進出し、『ブロンクス物語/愛につつまれた街』(93)、『グッド・シェパード』(06)を手掛けている。


アル・パチーノ ルースター
1940年4月25日、ニューヨーク生まれ。71年、『哀しみの街かど』でデビューする。その後、ゴールデン・グローブ賞主演男優賞を受賞した『セルピコ』(73)、『ゴッドファーザーPARTⅡ』(74)、『狼たちの午後』(75)、『ジャスティス』(79)でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』(92)で同賞受賞を果たす。同作ではゴールデン・グローブ賞主演男優賞も受賞している。

また、『ゴッドファーザー』(72)、『ディック・トレイシー』(90)、『摩天楼を夢みて』(92)で、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされる。

その他の主な出演作は、カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作『スケアクロウ』(73)、ブライアン・デ・パルマ監督の『スカーフェイス』(83)『カリートの道』(93)、『シー・オブ・ラブ』(89)、『ゴッドファーザーPARTⅢ』(90)、『天国の約束』(95)、マイケル・マン監督の『ヒート』(95)『インサイダー』(99)、『訣別の街』(96)、マイク・ニューウェル監督の『フェイク』(97)、『ディアボロス/悪魔の扉』(97)、オリヴァー・ストーン監督の『エニイ・ギブン・サンデー』(99)、『ニューヨーク 最後の日々』(02)、クリストファー・ノーラン監督の『インソムニア』(02)、『リクルート』(03)、マイケル・ラドフォード監督の『ヴェニスの商人』(04)、スティーヴン・ソダーバーグ監督の『オーシャンズ13』(07)など。
 
監督業にも進出し、主演も兼ねた『リチャードを探して』(96)で、全米監督組合ドキュメンタリー監督賞を受賞。2000年には、監督・主演を務めた劇映画『Chinese Coffee』を完成させる。最新監督作は、オスカー・ワイルドの「サロメ」を基にした『Wilde Salome』 (10)。

数多くの舞台で活躍、「The Indian Wants the Bronx」でオビー賞、「The Basic Training of Pavlo Hummel」と「Does a Tiger Wear a Necktie?」でトニー賞を受賞している。

カーティス・ジャクソン(50セント) スパイダー
1975年7月6日、ニューヨークのクイーンズ生まれ。全世界で2200万枚以上を売り上げ、グラミー賞で11部門ノミネーションを果たしたデビューアルバム「ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン」(03)で音楽業界の記録を塗り替え、ヒップホップ界のカリスマとして脚光を浴びる。セカンドアルバム「カーティス」(07)では100万枚以上を売り上げ、ベストラップソング賞とベストラップソロパフォーマンス賞でグラミー賞2部門受賞。クイーンズでの貧困時代からラップスターになるまでを描いた自伝的映画『ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン』(05)でスクリーンデビュー。2作目となる『勇者たちの戦場』(06)では、サミュエル・L・ジャクソンと共演、近作のOV『シティ・オブ・ブラッド』(09・V)では、シャロン・ストーンとヴァル・キルマーと共演している。

カーラ・グギーノ カレン・コレリ
1971年8月29日、フロリダ州サラソタ生まれ。TV、舞台、映画と多方面で活躍。最近の出演作品として、HBOのヒットTVコメディシリーズ「アントラージュ★オレたちのハリウッド」のアマンダ役がある。
主な出演作として『ボーイズ・ライフ』(93)、『ザ・ワン』(01)、『スパイキッズ』シリーズ(01~03)、
『シン・シティ』(05)、『ナイトミュージアム』(06)などがあり、リドリー・スコット監督の『アメリカン・ギャングスター』(07)ではデンゼル・ワシントンとラッセル・クロウと共演を果たした。

ジョン・レグイザモ ペレズ
1964年7月22日、コロンビアのボゴタ生まれ。ニューヨーク大学で演劇を学び、『カジュアリティーズ』(89)で注目される。  主な出演作はアル・パチーノと共演した『カリートの道』(93)、ゴールデン・グローブ賞助演男優賞にノミネートされた『3人のエンジェル』(95)、『ロミオ&ジュリエット』(96)、『ザ・ファン』(96)、『エグゼクティブ・デシジョン』(96)、『スポーン』(97)、『サマー・オブ・サム』(99)、『ムーラン・ルージュ』(01)、『タブロイド』(04)、『ランド・オブ・ザ・デッド』(05)、『ハプニング』(08)など。

ドニー・ウォールバーグ ライリー
1969年8月17日、マサチューセッツ州ボストン生まれ。9人兄弟の8番目に生まれる。ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックのメンバーとして10代でトップアイドルとなるが、弟マーク・ウォールバーグと同様に俳優に転身。TVドラマでの活躍も目立ち、スパイクTVのシリーズ「キル・ポイント」(07)でジョン・レグイザモと共演している。  
主な出演作には、『身代金』(96)、M・ナイト・シャマラン監督の『シックス・センス』(99)、『ドリームキャッチャー』(03)、『ソウ2』(05)、『ソウ3』(06)、『デッド・サイレンス』(07)など。

ブライアン・デネヒー ヒンギス
1938年7月9日、コネティカット州生まれ。30年もの間、舞台、TV、映画で活躍し、トニー賞の主演男優賞を2度受賞している。主な出演作は『タッチダウン』(77)、『ファール・プレイ』(78)、『テン』(79)、『ランボー』(82)、『F/X 引き裂かれたトリック』(86)、『建築家の腹』(87)、『推定無罪』(90)、『ロミオ&ジュリエット』(96)など。最近では、『レミーのおいしいレストラン』(07)でレミーの父親・ジャンゴの声優も務めている。

STAFF PROFILE
ジョン・アヴネット 監督・製作
1949年11月17日、ニューヨークのブルックリン生まれ。映画作品やTVドラマシリーズなど、25年で50作以上の監督・製作を手がけ、数多くの賞の受賞・ノミネートを果たしている。最近では、2007年に監督したTVシリーズ「スターター・ワイフ」が高視聴率を記録。エミー賞10部門にノミネートされた。
映画監督としては、91年に『フライド・グリーン・トマト』でデビューし、その他の作品に、『8月のメモワール』(94)、『アンカーウーマン』(96)、『北京のふたり』(97)、『88ミニッツ』(07)など。製作として『卒業白書』(83)、『レス・ザン・ゼロ』(87)、『三銃士』(93)、『男が女を愛する時』(94)、『スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー』(04)など。

ラッセル・ジェウィルス 脚本
ロングアイランドのグレートネック生まれ。弁護士、不動産のブローカーといった職業に就いたのち、脚本家デビューとなったスパイク・リー監督の『インサイド・マン』(06)が、全世界で1億8千万ドル以上の大ヒットとなる。現在、『インサイド・マン2』(10)と、エディ・マーフィー、クリス・ロック、セス・ローゲン出演のブレット・ラトナー監督による強盗映画の2本のプロジェクトが進行中。『インサイド・マン』のアイディアをカンヌ国際映画祭にて、製作総指揮のダニエル・M・ローゼンバーグに話し、ハリウッドの映画脚本家となる。

ドニ・ルノワール 撮影
1949年、フランスのパリ生まれ。フランスの撮影監督、ベルナール・リュティック(『愛のエチュード』(00)、『美しき結婚』(81)など)とリカルド・アロノヴィッチ(『クリムト』(06)など)の助手を経験し、オリヴィエ・アサイヤスと仕事をするようになる。アサイヤスの7本の作品を手掛け、『デーモンラヴァー』(02)で2002年カメリマージュ賞にてブロンズフロッグ賞(銅蛙賞)を受賞。『サーズデイ』(98・V)、『Steal This Movie』(00)、『二重誘拐』(04)で注目され、ジョン・アヴネット監督作のTVシリーズ「アップライジング」(01)で全米撮影監督協会(ASC)賞の最優秀撮影賞を受賞、エミー賞ノミネートを果たしている。
主な作品に、フランソワ・オゾン監督『エンジェル』(07)、『88ミニッツ』(07)、『コントロール』(04)、『仕立て屋の恋』(89)など。

ポール・ハーシュ 編集
1945年11月14日、ニューヨーク州生まれ。ジョージ・ルーカスの『スター・ウォーズ』(77)でアカデミー賞を受賞した後、30作以上手掛ける。テイラー・ハックフォード監督の『Ray/レイ』(04)でもアカデミー賞ノミネート。
主な作品は、『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』(80)、ブライアン・デ・パルマの『キャリー』(76)『ミッドナイトクロス』(81)『ミッション:インポッシブル』(96)、ハーバート・ロスの『フットルース』(84)『摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に』(87)『マグノリアの花たち』(89)、ジョン・ヒューズの『フェリスはある朝突然に』(86)『大災難P.T.A.』(87)、ジョエル・シューマカーの『フォーリング・ダウン』(93)など。

アヴィ・ラーナー 製作
1947年10月13日、イスラエル生まれ。Nu Image/ Millennium Filmsの共同会長を務め、180本以上の映画を手掛けている。インディペンデント映画を手掛ける最も経験豊かなプロデューサーの一人。テルアビブ大学にて経済と社会科学を学び、イスラエル軍の落下傘部隊に所属。映画ビジネスは、イスラエルの最初のドライブインシアターのマネージャーとしてスタート。ダニー・ディムボート、トレヴァー・ショート、ダニー・ラーナーとNu Imageを立ち上げた。
主な作品は、『ザ・エッグ~ロマノフの秘宝を狙え~』(08)、『ランボー 最後の戦場』(08)、『デイ・オブ・ザ・デッド』(08)、『88ミニッツ』(07)、『ブラック・ダリア』(06)、『16ブロック』(06)、『ウィッカーマン』(06)、『ロンリーハート』(06)、『勇者たちの戦場』(06)、『バイバイ、ママ』(05)、『モーツァルトとクジラ』(05)、『ぼくの神さま』(01)など。

ダニー・ディムボート 製作総指揮
イスラエルの配給会社Golan-Globus Filmsでキャリアをスタートさせる。当時、インターナショナル配給を行っていたMGMで社長を務め、セールスマーケティングの責任者であるアヴィ・ラーナーとNu Imageを立ち上げた。
 主な作品は、『ランボー 最後の戦場』(08)、『ブラック・ダリア』(06)、『16ブロック』(06)、『ウィッカーマン』(06)、『勇者たちの戦場』(06)、『モーツァルトとクジラ』(05)、『ぼくの神さま』(01)など。

トレヴァー・ショート 製作総指揮
ジンバブエのハーラレ生まれ。ジンバブエ大学で法律を勉強し、ケープタウン大学でMBAを取得。金融・商業の世界から、ヨハネスブルクを拠点とした映画製作会社Nu World Servicesへ。その経歴を生かし、南アフリカだけでなく、様々な国の映画を手掛けている。
主な作品は、『ザ・エッグ~ロマノフの秘宝を狙え~』(08)、『ランボー 最後の戦場』(08)、『ブラック・ダリア』(06)、『16ブロック』(06)、『ウィッカーマン』(06)、『勇者たちの戦場』(06)、『モーツァルトとクジラ』(05)、『ぼくの神さま』(01)など。


ジョージ・ファーラ 製作総指揮
1960年、シカゴ生まれ。ウォールストリートでの勤務を経て、エンターテインメント業界に入る。ランドール・エメットと共に、Emmett/Furla Filmesを設立。
ファーラとエメットとが最初に手掛けた作品は、アカデミー賞ノミネートのガス・ヴァン・サント製作総指揮、ジョナサン・テイラー・トーマス、ジェシー・ブラッドフォード、ダリル・ハンナ出演の『スピードウェイ・ジャンキー』(99・V)。その後、ブルース・ウィリス主演『16ブロック』(06)、ニコラス・ケイジ主演『ウィッカーマン』(06)、サミュエル・L・ジャクソン、ジェシカ・ビール出演『勇者たちの戦場』(06)、ニック・キャノン出演『デイ・オブ・ザ・デッド』(08)などを手掛ける。



CAST

ROBERT DE NIRO|Turk
AL PACINO|Rooster
CURTIS JACKSON|Spider
CARLA GUGINO|Karen Corelli
JOHN LEGUIZAMO|Simon Perez
DONNIE WAHLBERG|Ted Riley
BRIAN DENNEHY|Lieutenant Hingis
TRILBY GLOVER|Jessica
ROB DYRDEK|Rambo

ロバート・デ・ニーロ|ターク
アル・パチーノ|ルースター
カーティス・ジャクソン(50セント)|スパイダー
カーラ・グギーノ|カレン・コレリ
ジョン・レグイザモ|サイモン・ペレズ
ドニー・ウォールバーグ|テッド・ライリー
ブライアン・デネヒー|ヒンギス
トリルビー・グローヴァー|ジェシカ
ロブ・デューディック|ランボー


STAFF

CASTING BY|NANCY KLOPPER, C.S.A.
MUSIC BY|EDWARD SHEARMUR
COSTUME DESIGNER|DEBRA McGUIRE
PRODUCTION DESIGNER|TRACEY GALLACHER
DIRECTOR OF PHOTOGRAPHY|DENIS LENOIR, A.S.C. A.F.C.
EDITED BY|PAUL HIRSCH, A.C.E.
CO PRODUCER|MARSHA OGLESBY
EXECUTIVE PRODUCERS|DANNY DIMBORT, BOAZ DAVIDSON, GEORGE FURLA, TREVOR SHORT
PRODUCED BY|ROB COWAN, AVI LERNER, RANDALL EMMETT, JON AVNET, LATI GROBMAN, ALEXANDRA MILCHAN, DANIEL M. ROSENBERG
WRITTEN BY|RUSSELL GEWIRTZ
DIRECTED BY|JON AVNET

キャスティング|ナンシー・クロッパー
音楽|エドワード・シェアマー
衣装デザイン|デブラ・マクガイア
プロダクションデザイン|トレイシー・ギャラハー
撮影|ドニ・ルノワール
編集|ポール・ハーシュ
共同製作|マーシャ・オグレズビー
製作総指揮|ダニー・ディムボート、ボアズ・デヴィッドソン、ジョージ・ファーラ、トレヴァー・ショート
製作|ロブ・コーワン、アヴィ・ラーナー、ランドール・エメット、ジョン・アヴネット、ラティ・グロブマン、アレクサンドラ・ミルチャン、ダニエル・M・ローゼンバーグ
脚本|ラッセル・ジェウィルス
監督|ジョン・アヴネット

MILLENNIUM FILMS PRESENTS IN ASSOCIATION
WITH EMMETT/FURLA FILMS AND IN ASSOCIATION
WITH GROSVENOR PARK MEDIA, LP
ROBERT DE NIRO AL PACINO JON AVNET FILM
CURTIS JACKSON CARLA GUGINO
DONNIE WAHLBERG TRILBY GLOVER
WITH BRIAN DENNEHY AND JOHN LEGUIZAMO

ロバート・デ・ニーロ×アル・パチーノ『ボーダー』4.24公開
原題:Righteous Kill/2007年/アメリカ/101分/カラー/シネスコ/
ドルビーデジタル/全6巻/字幕翻訳:岡田壮平
© 2007 RIGHTEOUS PRODUCTION, INC.
配給:日活

発行・編集:日活株式会社 〒113-0033 東京都文京区本郷3-28-12
編集協力:有限会社DROP./株式会社アイ・プランニング
デザイン:株式会社ノーフューチャー
印刷:株式会社北斗社


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