「絆 再びの空へ Blue Impulse」 2/15 より全国順次上映
奇跡的に津波を逃れた6機のブルーインパルス。
そこにあったドラマをあなたは知らない・・・。
東⽇本⼤震災で壊滅的な被害を受けた宮城県・松島基地に所属するブルーインパルス。⾃⾝も家族も被災者でありながら、被災地の復旧⽀援に没頭する隊員たち。再び空を舞う⽇は来るのか。さまざまな葛藤の中で、多くの⼈に⽀えられながら復活するまでの約2年半を追ったドキュメンタリー。ついに映画化!
彼らの帰還を待つ⼈たちがいる。彼らの帰りを待つ家族たちがいる。それに答える為に、ブルーインパルスは、空に向かって⾶び続けた。⾃分たちが、かつてのように⾶ぶことこそが「東⽇本⼤震災」を乗り越える⽇本の“勇気”を⽰すことなのだと・・・。
【あらすじ】
ブルーインパルスは、1960 年に創設されたアクロバット⾶⾏チーム。航空⾃衛隊の「第4 航空団第11 ⾶⾏隊」として宮城県の松島基地に所属している。
松島基地は2011 年3 ⽉11 ⽇の「東⽇本⼤震災」の津波に襲われ、壊滅的な被害を受けた。滑⾛路は使⽤できず、航空機の全てが流され使⽤不能となっていた。ブルーインパルスの機体も流失、機体を持たない部隊となって解散となる筈であった。
しかし、ブルーは⽣き残った。遠く九州・福岡の芦屋基地に、翌⽇のイベントの為に、機体、⼈員共に移動していたのである。松島基地の航空機で唯⼀残ったのはブルーインパルスのT-4だけだったのだ。それは、まさに奇跡だった。
交通機関が⿇痺している中、輸送機とバスを乗り継いで松島に戻ったブルーの隊員は被災地に向かった。被災した⼈達の⼒になるために。
隊員の中には、被災した家族を持つ者も少なくない。しかし、彼らは家族よりも被災地の救援活動を優先させた。華麗なアクロバット⾶⾏をしていた彼らが、⾃転⾞に乗って移動し、住⺠への給⽔活動、⺠家の家財道具の運び出しなどに励んだ。
2 か⽉後、ブルーインパルスは芦屋基地での訓練を再開するが、悪天候のため思うように技能を取り戻すことができない。
しかも、⾃分たちが⾶んでいる間も、被災地の⼈たちは住む場所もなく苦労して居るのは⼗分わかっていた。
⾃分たちは⾶んでいて良いのか。⾃分たちのしていることは正しいのだろうか?ブルーインパルスの皆の⾃問⾃答の⽇々が過ぎていった。
松島の⼈たちは、救難機以外の⾳がしなくなった町で、震災前のようにブルーに⾶んで欲しいと願っていた。
町の上をブルーインパルスが⾶ぶ。それが町が元通りになるということだから・・・。
震災から4 か⽉、ブルーインパルスは被災地・東松島の空を⾶んだ。
復興を願って開催された<元気祭り>のイベントとして。予想を超える⼤勢の⼈たちが震災後初の、ブルーの⾶⾏を⾒るために集まり、空を⾒上げて、歓声を上げてくれた。
その時からブルーインパルスは、再び空を⾶ぶ意味を⾒出していた。⾃分たちが、かつてのように⾶ぶことこそが「東⽇本⼤震災」を乗り越える⽇本の“勇気”を⽰すことなのだと。
しかし、訓練時間は不⾜していた。以前と同じアクロバット⾶⾏をすることはできない。
パイロットたちは苦悩していた。しかし、彼らの帰還を待つ⼈たちが居る。彼らの帰りを待つ家族たちがいる。それに答える為に、ブルーインパルスは、空に向かって⾶び続けた。









絆 再びの空へ Blue Impulse
監督 ⼿塚昌明
撮影・編集 ⼭﨑隆⼀、録⾳ 永⽥秀之、選曲 北村早織
語り ⽟川砂記⼦
協⼒ 防衛省 航空幕僚監部広報室、第4 航空団第11 ⾶⾏隊
制作:Banaple,inc、1991,inc
【上映予定】© 2014 Banaple,inc/1991,inc
2 ⽉15 ⽇(⼟)〜2 ⽉28 ⽇(⾦) イオンシネマ⽯巻 (宮城県⽯巻市)
3 ⽉ 1 ⽇(⼟)〜3 ⽉14 ⽇(⾦) イオンシネマ名取 (宮城県名取市)
3 ⽉ 8 ⽇(⼟)〜3 ⽉21 ⽇(⾦) シネマポイント (⻑野県⻑野市)
その他、全国順次上映
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