Cyalume 社、戦術訓練用の各種「非火工製品」爆発物シミュレーター紹介映像
戦闘訓練用の爆発物シミュレーターを紹介する映像が公開中。
映像を公開したのは、夜間での訓練・作戦で必須アイテムとなっている、化学発光による照明器具「サイリューム」を手掛ける Cyalume Technologies 社の欧州ブランチ公式チャンネル。
公開された映像では、米軍 M67 手榴弾を模した HG1 や、トリプルワイヤー式仕掛け爆弾型の T12、自爆ベスト型の T48、パイプ爆弾型の T50、地雷型の T80、中規模 IED (Improvised Explosive Device: 簡易爆発物) を模した T120、大規模 IED T155 といったラインアップで紹介されている。
これら爆発シミュレーション装置はいずれも非火工製品とのことで、現実的に起こり得るリアルな状況を再現する中にも、訓練者の安全性を確保することが可能となっている。
M67 手榴弾型を例にした場合、エアバッグと同様の仕組みで起爆し、起爆の際に飛行機のエンジン近くとほぼ同じ 120 dB もの大音響を発しながら、3 メートル四方に非毒性粉末の煙をまき散らすことになる。
Cyalume Technologies 社では 2011 年よりこうした訓練シミュレーター向け非火工製品の開発に乗り出し、同分野でのリーディングカンパニーであった Combat Training Solutions, Inc. (CTS 社) を 100 万ドルで買収。製品群の拡充を図っている。
⇒Cyalume、CTSを買収。戦術訓練での製品開発へ躍進CyalumeEurope 2014/11/19
タグ :Cyalume TechnologiesCyalumeサイリュームNon PyrotechnicPyrotechnicNon-PyrotechnicM67 Hand Grenadeシミュレーター
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