ベレッタ、同社初のストライカー方式を採用したフルサイズモデル「Beretta APX」をリリース

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今年2月にアラブ首長国連邦(アブダビ)で行われた兵器見本市 IDEX 2015 において、ベレッタ社はストライカー方式ハンドガン『 Beretta APX 』をリリースした。ストライカー方式を採用したフルサイズモデルは同社初となる。(.22 LR弾を使用する“U22 Neos”を除く)
※本稿は海外実銃に関する話題を掲載しています。
ハンマーがファイアリングピンを叩く“ハンマー方式”とは異なる、ストライカー方式(トリガーに連動し、圧縮されたスプリングによって撃茎【ストライカー】が前進し、弾底のプライマーを叩く方式 … 細かな構造はメーカーによって様々)のハンドガンは、「 SIG P320 」「 Springfield XD 」「 H&K VP9 」「 Smith & Wesson M&P 」「 Glock Gen4 」「 FNH FNS 」など各メーカーから発売されており、今やハンドガン市場の主流となっている。老舗メーカーとしては出遅れる形となったが、この市場に参入するためベレッタ社は『 Beretta APX 』の開発に3年を要したようだ。しかし、まだテスト段階であり正式には夏ごろのリリース予定(バリエーションモデルも含む)である。

軍や法執行機関向けを前提に開発された『 Beretta APX 』は、徹底検証されたストライカー構造や内部機関、ガラス繊維で補強されたポリマーフレーム、モジュラーシステムなど操作性を意識したエルゴノミクスデザイン、等などベレッタ社の自信作となっているようだ。また、アメリカ陸軍MHS( Modular Handgun System )プロジェクトにバリエーションモデルを提出予定であるとのこと。
長さ:192mm 幅:33mm 高さ:142mm
重さ:9mmモデル 760g / .40S&Wモデル 780g(空マガジン)
口径:9x19mm / .40S&W / 9x21mm IMI
装弾数:17(9x19mm)/ 15(.40S&W / 9x21mm IMI)

Beretta 2015/02/23
Photo: Beretta's new APX pistol. Credit: Beretta/IHS
Text: 弓削島一樹 - FM201503

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