片手負傷時に役立つ、強力磁石を内蔵したベルトクリップ「Magnetactical」

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片手が使えない状況下で、オートマチック拳銃のリロードや持ち替えなどの動作を補助する目的で開発されたベルトクリップ『 Magnetactical belt clip 』が Magnetactical 社からリリースされた。
※本稿は海外実銃用製品に関する話題を掲載しています。

ベルトクリップ本体には強力な磁石が内蔵されており、金属(強磁性材料:鉄/コバルト/ニッケル/ガドリニウム)で形成されたハンドガン、手錠、ナイフなどを磁力で吸着(重さ約4.5Kgまで対応)できる構造となっている。

このマグネット構造を活かすことで、銃口を下にしスライド上面部をベルトクリップ本体に吸着させ、ベルトクリップ上部の角にリアサイトを引っ掛けながら銃を押し下げればチャンバーへ装填を行うことができる。また、片手でのマガジン装填や持ち替え(グリップの握り替え)も可能であり、一連のリロード動作を一箇所で行うことができる。開発には現役警官が携わり、現場からの意見や要望が盛り込まれている。

現代戦のマストスキルのひとつともいえる“片腕負傷時の対処と射撃”のトレーニングやレクチャーは近年盛んに行われており、このことがベルトクリップ開発に至った背景にあるようだ。

片手が使えない状況下でのマガジン装填方法は、両足の間や膝裏など何かに挟む対処法が多いが、動作が大きくなること、タイムロス、確実性などの問題があり、スムーズな動きを習得するにはそれなりの練度が必要となる。今までは補助具と呼べそうなアイテムは存在しなかったが、このベルトクリップであればそれらの問題点を補ってくれそうだ。尚、リロード動作には危険が伴うため、同社ではダミー弾を用いたトレーニングを強く推奨している。

同社によると、アイディア次第で様々な業種/レジャー/趣味への利用が可能とのこと。但し、電子機器など磁力で支障をきたすアイテムを近づけることは禁止されている。

カラーは、サンド、オリーブドラブ、ブラックの3色。

Text: 弓削島一樹 - FM201503

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