TAURAS「CURVE」の実射&最速レビュー映像が公開

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TAURAS「CURVE」の実射&最速レビュー映像が公開
過去にベレッタのコピーモデルで有名になったTAURAS社はユニークな形状のピストル「CURVE」を発売した。湾曲した銃器では世界初となる。
※本稿は海外実銃に関する話題を掲載しています。

同社の2015新製品は全て他企業と違うコンセプトを売りにしている。スライドに下倒式のウィングを組み込みコッキングし易い様にしたTCP、コンバーチブルハンマーを採用したリボルバーM85、サイドプレートを半透明にしたリボルバーVIEWは見苦しい汚れも見えてしまい、NON-VIEWにしたりと、どこか洒落が効いている。

CURVEは全体を丸くする事に特化し、小型・軽量化、ファイアアームズながらどこか防犯器具のような風合いを持つ。全長は132mm、銃身長64mm、全高94mm、全幅30mm、重量は289gと正にコンパクト。銃身下部にはLEDライトモジュールとレーザーサイトが装備され、ホルスター要らずのベルトクリップを採用している。フレームはデュポンポリマー製で軽量化に役立っている。
その名の通り、銃口部分がラウンド化してある為に形状に合わせたテーパーカットのバレルが斬新だ。ズボンやポケットに突っ込むのが正しい使い方で、銃の側面にはマニュアルセフティ・マグキャッチの類は一切無い。

この銃の安全装置対策は2点。
トリガーは引いた時に、トリガー全体が隠れる位に引ききると弾丸は発射される。トリガートラヴェルが長いので最初は戸惑いそうだ。
マガジンはバンパーが樹脂製で底部を両サイドを摘むカタチでリリース。トリガーと連動しており、マガジンを抜いた状態ではセフティが掛かる様になっている。

レーザーサイトは昼間、殆ど見えない為にスライド後部は一応、白で十字が施されているが、狙って撃つよりは咄嗟に発射する銃である為、この程度の簡易サイトで充分だろう。

TAURAS社は「初のコンセプト」を全面に押し出した企業姿勢でビジネスを展開している。 特許出願して、製品を続々とリリースし、企業価値も高いだろう。いくら製造・設備がしっかりしていても、製品開発はやはりアイデアだ。

嘗てユーザーへの思いやりが製品開発に生かされて日本電気製品企業は大きくなった。現在は国内生産から海外生産に移り、ノウハウがや思想が海外に真似されてブーメラン式に日本企業が危うくなっている。

TAURAS社の現在のコンセプトはいつまで続くか解らないが、正面に隔たる壁を壊してこそ他社との競合が無くなる唯一の市場を彼らは目指している。

GY6vids 2015/03/20
Text: Ocean - FM201503

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