「ダイ・ハード」シリーズ第 6 弾『Die Hard:Year One (仮) 』の製作開始。L.ワイズマン監督が指揮か
最も不運で不死身の男“刑事ジョン・マクレーン”の活躍を描く人気アクション映画「ダイ・ハード」シリーズの第6弾となる『Die Hard:Year One(仮)』の製作がスタートし、シリーズ4作目「ダイ・ハード4.0」を手掛けたレン・ワイズマン(Len Wisema)監督を抜擢しようと、製作配給の20世紀FOXは現在契約交渉中であると、米エンタメ系情報サイトの DEADLINE HOLLYWOOD が報じている。
Photo: Capture screen of 'Die Hard' film /
(C) 20th CENTURY FOX/COURTESY NEAL PETERS COLLECTION
「Die Hard:Year One(仮)」は、現在と過去(1979年のニューヨーク)がシンクロする物語で、刑事局に就く前の若かりし警官ジョン・マクレーンも描かれ、ブルース・ウィリス(Bruce Willis)は現在の姿を演じる模様。このプロットは別映画のものであったが、ダイ・ハード用に修正を加えて企画をスタートさせたようだ。
「ダイ・ハード4.0」でメガフォンを執ったレン・ワイズマン監督は、1作目からの台詞が全て言えるほど熱烈な「ダイ・ハード」シリーズファンであることで知られており、サイバーテロが題材に描かれた同作は、世界興行収入がシリーズ最高額(約3億8300万ドル)を記録している。「アンダーワールド」シリーズや、最近では「トータル・リコール」(2012年)を手掛けている。
プロデューサーを務めるのは、ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ(Lorenzo di Bonaventura)。「トランスフォーマー」シリーズや「ザ・シューター/極大射程」「G.I.ジョー」シリーズを手掛けてきた敏腕プロデューサーである。
米エンタメ系TV情報番組:エンターテイメント・トゥナイト(Entertainment Tonight)のインタビューに応じたブルース・ウィリスは「次回作のプロットは、本当に巧妙で良いアイディアだ。凄く嬉しいよ。」と語っている。また、若い頃のジョン・マクレーンを誰が演じるかは、まだ決まっていないとのこと。
製作開始が報じられた後に、ダイ・ハードの熱狂的なファンを自負する米国の自主映画作家兼プロデューサー Eric D. Wilkinson が独自に考えた映画プロットを、11月20日発行の米エンタメ系週刊誌:ハリウッド・リポーター(The Hollywood Reporter)に全面広告として掲載するとし、話題になっている。広告は、レン・ワイズマン、ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ、ブルース・ウィリス、の三者に宛てられた公開書簡であり、過去5作品で起きた事件をひとつに結びつけるアイディアが記されているようだ。
更に、この報道を目にした、映画「キック・アス」や「キングスマン」の原作者で知られるコミック脚本家マーク・ミラー(Mark Millar)が、自身の出版社:ミラーワールドのWEBサイトで、Eric D. Wilkinson のプロットに幾つかのアイディアを追加する投稿をしている。
場外での売込み騒動!?という思わぬ事態に発展した「Die Hard:Year One(仮)」であるが、まだ初動段階であり具体的なスケジュールやキャスティングについては発表されていない。
DeadLine Hollywood 2015/10/14
Entertainment Tonight 2015/10/20
HollyWood Reporter 2015/11/11
Millar World 2015/11/12
Text: 弓削島一樹 - FM201511
更に、この報道を目にした、映画「キック・アス」や「キングスマン」の原作者で知られるコミック脚本家マーク・ミラー(Mark Millar)が、自身の出版社:ミラーワールドのWEBサイトで、Eric D. Wilkinson のプロットに幾つかのアイディアを追加する投稿をしている。
場外での売込み騒動!?という思わぬ事態に発展した「Die Hard:Year One(仮)」であるが、まだ初動段階であり具体的なスケジュールやキャスティングについては発表されていない。
DeadLine Hollywood 2015/10/14
Entertainment Tonight 2015/10/20
HollyWood Reporter 2015/11/11
Millar World 2015/11/12
Text: 弓削島一樹 - FM201511
★この記事へのコメント
コメントを投稿する
★この記事をブックマーク/共有する
★新着情報をメールでチェック!
★Facebookでのコメント