ベレッタ、射撃訓練アカデミー「BDSA」のタクティカル・カービンコース PV を公開
イタリアの老舗銃器メーカー:ベレッタ(ファブリカ・ダルミ・ピエトロ・ベレッタ / Fabbrica d'Armi Pietro Beretta)社が運営するタクティカル・シューティング・アカデミー:BDSA(Beretta Defence Shooting Academy)のプローモーションビデオ『Tactical Carbine Course promo 』が公開された。
BDSA では、カービンライフル、ショットガン、ハンドガンの夫々に特化したコースを設けており、シューティングテクニックの他に同社製品の取扱い方法、法律や心理学、ストレス対処法などを含めた指導を同アカデミー専任インストラクターが行っている。今回公開された動画は、カービンライフルコースを主に紹介したしたものであり、ベレッタ製のアサルトライフル“ARX-160”や12ゲージショットガン“1301 Tactical”などを使用する様子が映し出されている。
独特なフォルムの“ARX-160”は、イタリア軍の将来歩兵計画(Progetto Soldato Futuro)のひとつとして開発が始まったが、2008年に商業用兵器として発表された。主にポリマー素材で構成された本体はモジュラーシステムを採用しており、用途に応じたオプションパーツの換装が安易に行える構造となっている。エルゴノミクスデザイン、計4つのピカティニーレール、左右に切替可能なコッキングハンドルと排莢口、アンビ仕様のセレクターレバー、左右とトリガーガード下の計3箇所に配置されたマガジンリリースボタン、クイックチェンジバレル、サイドスイング方式の折畳みストック、など多くの特徴を持っている。
また、マルチキャリバー設計を採用しており、5.56mm NATO弾、7.62mm×39弾が使用可能で、6.8mm×43 SPC、5.45mmx39弾、7.62mmx51 NATO弾に対応した試験モデルが存在するようだ。バリエーションモデルとして.22LR 弾タイプの“ARX160 .22LR”や、民生仕様(セミオート)の“ARX 100”がリリースされている。
現在イタリアの三軍が試験採用中とのことだが、アルバニア特殊部隊、カザフスタン共和国軍特殊部隊、アルゼンチン陸軍特殊部隊、メキシコ連邦警察、などでは既に採用されているようだ。
映画では、フランス軍特殊部隊を描いたミリタリーアクション映画「スペシャル・フォース(仏題:Forces speciales)」で、コバックス役のジャイモン・フンスー(Djimon Hounsou)がグレネードランチャー(GLX-160)を装着したタイプを使用している。今後徐々に、スクリーンで目にする機会が増えるかもしれない。
BERETTA 2015/10/28
Text: 弓削島一樹 - FM201511
また、マルチキャリバー設計を採用しており、5.56mm NATO弾、7.62mm×39弾が使用可能で、6.8mm×43 SPC、5.45mmx39弾、7.62mmx51 NATO弾に対応した試験モデルが存在するようだ。バリエーションモデルとして.22LR 弾タイプの“ARX160 .22LR”や、民生仕様(セミオート)の“ARX 100”がリリースされている。
現在イタリアの三軍が試験採用中とのことだが、アルバニア特殊部隊、カザフスタン共和国軍特殊部隊、アルゼンチン陸軍特殊部隊、メキシコ連邦警察、などでは既に採用されているようだ。
参考動画:Beretta ARX 160 full-auto, 5.56x45mm, Left Eject!FPSゲーム「コール・オブ・デューティ」シリーズや「バトルフィールド4」に登場したり、香港のエアガンメーカー:S&T 社が電動ブローバックガンをリリースしているが、まだまだ馴染みの薄い銃といえる。
映画では、フランス軍特殊部隊を描いたミリタリーアクション映画「スペシャル・フォース(仏題:Forces speciales)」で、コバックス役のジャイモン・フンスー(Djimon Hounsou)がグレネードランチャー(GLX-160)を装着したタイプを使用している。今後徐々に、スクリーンで目にする機会が増えるかもしれない。
BERETTA 2015/10/28
Text: 弓削島一樹 - FM201511
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