多数の新製品が登場!『東京マルイフェスティバル』5thが開催

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多数の新製品が登場!『東京マルイフェスティバル』5thが開催
もはやこの時期恒例の一大イベント、東京・秋葉原で開催される「東京マルイフェスティバル」。今回は11月17日(土)、18日(日)に開催され早くも第5回となった。
そして毎度のごとく多数の新製品が発表されたため、その新製品を中心に会場の様子を紹介していこう。

まず入り口に展示されたのは東京マルイの新たな広報車両。
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現行の200系ランクルをベースに各所がカスタマイズされたものだ。
ナンバーは556。

何とリトルバードこと「MH-6」の展示もあり。
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飛行はできないが博物館所有の実機を改造してミリタリー仕様にしたもの。
来場者がサイドベンチシートに座って記念撮影が可能だった。
Tips:
ヘリコプター歴史保存協会所有の民間型「369HS」をベースにカスタムした独自仕様となり、4枚ローター、テールブーム末端に残されたY型の痕跡といった特徴から、初期型「MH-6C」相当の機体特徴を持っている。

では気になる新製品を順次紹介しよう。
次世代電動ガン Mk46 Mod.0
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東京マルイで初となるLMGを次世代電動ガンとしてモデルアップ。
Mk46はM249MINIMIを特殊部隊用に再設計して短縮・軽量化したモデルだ。
外装は樹脂製のグリップとストック以外はほぼ全部アルミ製。
Tips:
Mk.46 Mod 0は、ベルギーのFNハースタルが1970年後半に開発した「MINIMI」を原型とする軽機関銃(LMG: Light Machine Gun)。82年にベルギーでの量産が始まるやいなやな、米軍はMINIMIを『M249 分隊支援火器(SAW: Squad Automatic Weapon)』として採用している。MINIMIはそのデビュー以降、空挺用「パラ(Para)モデル」を筆頭に、用途に合わせた多くのバリエーション展開が図られている。

その中の1つ、「特殊目的火器(SPW: Special Purpose Weapon)」モデルでは、パラモデルのストックに、標準とパラモデルの中間レングスに当たるバレルを備え、各種光学機器の搭載に対応するようヒートシールドに追加ピカティニー規格レイルを搭載。また重量削減のため、標準とパラモデルのマガジンフィードモジュールが省かれている。このSPWをベースモデルとして一部修正されたものが、米軍特殊作戦司令部(USSOCOM)によって『Mk.46 Model 0』軽機関銃として採用されている。軽量・コンパクトな設計となり、ベルト給弾式、取り換え式バレル、軽量チタン製バイポッド、拡張性を高めたピカティニー規格レイル装備などに特徴を持つ。

米国防総省は2018年8月31日、サウスカロライナ州コロンビアの「FNアメリカ」社との間において、軽機関銃『MK46』および、その7.62mm弾バージョンである『MK48』の生産に関する契約を交わしたと発表。海軍海上戦闘センター・クレーン局(NSWC-CD: Naval Surface Warfare Center Crane Division)を主契約者とし、予備部品の供給や技術サービスも含めて1,345万ドル(=約14.9億円)の案件となっている。

関連記事:
FNアメリカ社が海軍クレーン局(NSWC-CD)のとりまとめる軽機関銃『MK46』『MK48』の生産契約を獲得

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細部まで徹底的な考証によってリアルさを追求。写真のガスブロックやフルートの入ったテーパードバレルの再現性に注目だ。
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次世代電動ガンなのでリコイル発生機能を備えた新規の専用メカボックス搭載。重量級のボディに負けない激しいリコイルショックを生み出すという。加えて動作時にベルトリンクが給弾しているかのように可動するのもポイント。
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ハイサイクルモーターをベースにした専用モーターはグリップ内に収まる。
マガジンは電動巻き上げ式で装弾数1000発。コッキングハンドルでの初弾装填や、マガジンが空になった時のオートストップ機構も備える。
新型FETを搭載するがそれを利用した電気的なセフティ機構を備えているのも特徴の1つ。
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例えばアルミ製のフィードカバーをオープンすると回路が遮断されてセフティがかかる。
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バッテリーはAKタイプを使用しバレルを抜いて装填。この時バレルをロックするレバーを操作すると通電がストップして発射ができなくなる。
ちなみにこの機構によってインナーバレルは途中で分離するセパレート式となっているのも大きな特徴。
本体はオールアルミ製で重量は6.6kg。
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バッテリーを収納してBB弾をフル装填するとほぼ7kgという重さになる。
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発売は2019年の春以降、価格は未定だがおそらく10万円の大台は超えると思われる。

次世代電動ガン AKS-47
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昨年末にリリースされた次世代電動ガンAK-47のバリエーションモデル。
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特徴はスイングタイプのフォールディングストックの装備。
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ストック部はもちろんレシーバーに関しても新設計の専用品。実銃通り後方にネジがないレシーバーを正確に再現している。
2019年2〜3月の発売予定となり価格は49,800円。

ガスブローバックハンドガン FNX-45 TACTICAL
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FN社が開発した45口径タクティカルピストルをガスブロ化。
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特徴的なDEカラーや大柄なボディを実物採寸によってリアルに再現。
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アウターバレルのスレッドは45口径にふさわしく16mm正ネジ。
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HK45 TACTICALに同梱されていた軽量タイプのサプレッサーが別売オプションとして対応する。
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リアサイト前方にあるパネルを外すと、別売のマイクロプロサイトをダイレクトマウント可能。
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バックストラップは4種類が付属。セレーションタイプとチェッカータイプでそれぞれS/Mサイズとなる。
発売予定は2019年の2〜3月、現時点で価格は未定。

ガスブローバックハンドガン ハイキャパ D.O.R
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名称のD.O.Rとは「ダイレクト・オプティクス・レディ」の略。その名の通りスライド上部にマイクロプロサイトが装着可能となったハイキャパの最新アップデートモデルだ。
スライドは新規設計となり左右後端にコッキング用のサポートリブを追加。
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またピストンやショートリコイルシステムは好評のM45A1タイプを搭載している。
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マイクロプロサイトは専用プレートあるいはダイレクトに装着可能。
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スライドの後退距離は従来品より2mm短縮されブローバックのスピードをアップ。
ストロークが減った分は新型のリコイルスプリングガイドやスライドストップの掛かる位置の変更によって動作のつじつまを合わせているという。
2019年2〜3月の発売予定で価格は未定。

ガスブローバックハンドガン HK45タクティカル ブラック
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既存のHK45タクティカルのカラバリモデル。
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仕様や付属品は変わらず樹脂フレームの色がタンカラーからブラックに変更されたもの。
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発売はやや先となり2019年5月頃の予定。価格は19,800円

ガスブローバックハンドガン V10 ウルトラコンパクト
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ここしばらくモックアップの展示が続いていた1911系のコンパクトモデルV10もようやくお目見え。
表面は加工の違う各面によって色味や質感を変えるなど非常に凝ったものだった。
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最大の特徴はテーパードコーンバレルとそこに開けられた10個のVポート。
インナーバレルはブラックメッキ仕様となる。
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リアサイトはNOVAK社の正式ライセンス品。
エンジンはM45A1タイプのものになる。
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ブラジルマーキングやトリガーガード部のカスレた刻印など実銃通りの仕上がり。
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モールド+レーザー加工が組み合わされたチャンバーカバーもこの通りの再現度。
2019年4月前後の発売となり価格はまだ未定。

エアーリボルバーシリーズ パイソンPPCカスタム 6インチ
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対象年令10才以上用のカート式エアーコッキング式リボルバー。
既存の4インチに加えて6インチバレルが追加でラインナップされる。
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PPCカスタムといえばロングバレルという人が多いであろう納得のラインナップ。
ブラックとシルバーが用意され2019年春ごろの発売を予定している。

バイオハザード RE:2 ライトニングホーク .50AE
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先の東京ゲームショーで発表、模型ホビーショーでも展示された限定モデル。
会場の声を聞く限り、期待している人はかなり多そう。

電動ハンドガン HK45
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こちらも模型ホビーショーで発表されたモデル。
間もなく発売予定とのことで価格は16,800円に決定。

10才以上用エアーコッキングハンドガンシリーズ
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追加となるのカラバリモデルを一挙に発表。
ダブルイーグル(ブラック)、USP(スライドシルバー)、KP85(ブラック)、グロック17(スライドシルバー)の4機種。
各2,500円で近日発売予定。

SAOガンゲイルオンライン Vorpal Bunny(ヴォーバル・バニー)
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先の模型ホビーショーで展示されたデトニクスベースの試作品。これはこの展示を見た原作者が一目惚れして小説に登場させたのだとか。
P90に続く新たなコラボモデルとして進行中とのこと。

クイックアジャスト・ツーポイントスリング(O.D.カラー/タンカラー)
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先にブラックで発売されている同製品のカラーバリエーション。ヘビー級のMk46に合わせた展開かも?
3,500円で近日発売予定。

以上の新製品だけでなくその他の催しも大いに盛り上がった。
会場で公開されたPVの衣装で登壇したゲスト4名。
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左からMireiさん、東城咲耶子さん、望月茉莉さん、鈴木咲さん。
トークショーだけでなく撮影会も大盛況だった。
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MTR16のPVに登場したタクティカルトレーナーのアンソン・ベック氏のステージイベント。
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タクティカルシューティングに関するトークや実演は大好評で多くの人が見入っていた。

イベントスペースに設置されたガンアリーナ
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エアガンで実際にBB弾を発射するという本格派シューティングゲーム。多くの来場者が一度体験しようと列を作って並んでいた。

恒例の「ガールズ&エアソフトガン」のイラスト展示。
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6名の人気イラストレーターが東京マルイの製品をモチーフに描き下ろした作品だ。

開場直後から大盛況で時間帯によっては入場を規制されるほどの人出となった今回の東京マルイフェスティバル5th。今までにない新製品の発表があり、入場無料でさまざまな体験ができるなどエアガン・サバゲ好きにとっては非常に興味深いイベントだ。また来年の開催と数多くの新製品の登場を期待したい。

Text & Photo: 乾宗一郎

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