第86回『ビクトリーショー』が開催

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第86回『ビクトリーショー』が開催
サムズミリタリ屋主催による国内最大級のミリタリー物販イベント『ビクトリーショー』が4月29日、都立産業貿易センター台東館で開催された。GW2日目、通算86回目の今開催は、入場者3,443名と出店側約300名を合わせた3,800名近い参加者を数えている。

本稿では会場内の各ブースから気になったアイテムを中心にピックアップしてご紹介する。

サムズミリタリ屋Vショー公式ページ
http://www.sams-militariya.com/docs/vshow.html

塹壕ランド
トップのアイキャッチ画像は、塹壕ランド@trenchland謹製、WWIIの米軍「M3-37mm砲」。
展示用の非売品ではなく、れっきとした商品。軽ワンボックスワゴンでの分解搬送を可能とし、射撃/牽引と両姿勢への切り替えも可能。イベント特価115万円也。
DEVGROUP
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DEVGROUPでは、米国ギアメーカーの中でもトップブランドの1つとして人気の高い、Crye Precision製品を中心としたラインナップ。海兵隊特殊部隊レイダース御用達、コヨーテブラウンのAVSはまだまだ個体数の少ない一品。

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軽量で動きやすい設計のJPC 2.0。スイマーカットのマルチカム迷彩仕様。

ファントム
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ファントムでは新規取り扱いブランドの「ヴィクトス(VIKTOS)」を中心とした品揃えでの展開だった。米陸軍特殊部隊、レンジャー、海軍SEAL経験者らの参加により、2017年秋に創設されたばかりの新鋭ブランド。今年1月のU.S.ショットショーで展示されていたのを買い付け担当者が一目惚れし取り扱いが始まったとのこと。VIKTØSのブランド名は、ラテン語の『インビクタス』の派生語となり「征服されていない」「不屈」を意味するという。
斬新なデザインが光り、多くの客足を止めさせていた。

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VIKTOS ウォートーン グローブ。ナックル部の特徴的な形状と、手のひらには「自治の自由を踏みにじるな」を意味する「Don't Tread on Me」のスネーク柄が描かれている。

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他のタクティカルブランドとは一線を画した、ファッショナブルなデザイン性のアパレルラインとなっている。

Dress&Gun
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米軍放出品と新鋭のエアソフト内部パーツメーカー製品の2本立てを中心とした商品構成で臨んだDress&Gunブース。

第86回『ビクトリーショー』が開催
不朽の名作戦争映画「ブラックホークダウン」で使用されたものと同型のHGU-56/Pは、米軍のブラックホークやコブラのパイロット用ヘルメット。新品・未使用、イベント特価12万円。

第86回『ビクトリーショー』が開催
大阪発の新鋭メーカー『ラムダ(Lamda)』。同社が誇る高精度インナーバレルは、Made in Japanブランドと共に、欧州エアソフターの間では既にかなり知られた存在。
Lamda One(冷間鍛造SUS304, 内径6.01mm)、Lamda Five(冷間鍛造SUS304, 内径6.05mm)の各レングスがラインナップ。共にHOP窓は純正形状に倣い、両端に5度テーパーを加工しているという。
今後、ラムダブランド製品の国内販売はDress&Gunをチャンネルとした展開となる。

オードナンスタクティカル
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沖縄から出店のオードナンスタクティカル。在沖米海兵隊のリーコン隊員がより良いギア、実用性の高い製品を求め足繫く通っている。

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身体だけでなく、携行火器にも偽装を…との声から製品化されたガンギリーは、サバイバルゲームシーンでも重宝しそうなアイテム。

一般社団法人NMVA日本ミリタリーヴィークル協会
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NMVAは軍用車両の収集・再生・保存すると共に、展示、広報し、自動車文化の発展を掲げた一般社団法人。平成24年に設立され、現在までに140名の会員数を抱えている。ビクトリーショー主催、サムズミリタリ屋の本島社長も理事として参加している。

SAKAKI
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皇紀2665年(=平成17年)創業のデザインTシャツブランド「榊(SAKAKI)」。
祖国を守るため身命を賭して戦い続けた兵士のデザインには、「まだ113万柱が海外に残されたまま」という英文表示が入るなど、「精神的な和」を取り入れたメッセージ性の強さが特徴。

プロイェクト・オスト
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同人サークル「プロイェクト・オスト」内田弘樹/河内和泉両氏の著による16Pフルカラー、社会主義グルメの紹介本『この社会主義グルメがすごい! 東ドイツ編』。『東ドイツ編2』は新刊。

AliceGear
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伸縮素材を使った『Flexfit』キャップは、ベルトによるサイズ調節を不要としており、快適なフィット感を得ることができる。AliceGearでは、日本人の頭の型を対象として更にフィット感を高めるよう独自にオーダー。使い込むほど自然な着用感となる。

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最新の刺繍機によって、オリジナルデザインにも対応可能。サンプル展示では、映画「プライベートライン」でスナイパー(ジャクソン二等兵)が唱えた聖書の一節「Bleesed be the Lord my strength, which teaches....」を刻んでいる。移動販売用の車両を新たに導入しており、今後は全国各地で開催されるイベントでの引き合いにも対応したいとのこと。

キットボーイ
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東京マルイ製スタンダード電動ガン「FA-MAS F1」をベースに『FELIN(フェラン)』仕様にカスタム。

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G&G CM16 SRSのプリコックカスタムが展示されていた。ピストンの停止位置をギリギリまで引かれた状態とすることでキレの良い動きとなる。

Honey Bee
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ハニービーでは、イスラエルの銃器アクセサリーメーカー『ファブ・ディフェンス(Fab Defense)』製品が充実の品揃えとなっていた。
戦史・地政学的にも実戦経験が豊富なイスラエルでは、独自の戦術・戦技を培う土壌が築かれており、それらに基づき必然的にも欧米メーカー製品とは一線を画した「人間工学」に基づくプロダクトデザインとなっている。

第86回『ビクトリーショー』が開催
そうした独創的なデザインの中でも象徴的なアイテムがこちらの写真にある「ポウディアム(Podium)」と名付けられたバイポッド装置。一般的な既存のバイポッドがアンダーレール先端に取り付けるのに対して、ポウディアムではマグウェル部分からグリップに掛けて取り付ける設計となっている。
レール先端のスペースは、フォアグリップやライト、レーザー照準器といった各種装置の取り付けにおいて、限られたスペースを取り合うことになるが、この製品ではその心配と無縁になる。また、重心が中心部に近い位置で固定できるという利点もある。

PTA(Pagoda Troop Airsoft)
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激レア商品として店頭に並んだのがこちらの実物デッドストック『SAS-CRW Davies CT100-E』。往年のSASファン垂涎、元祖ペルターのイヤーディフェンダーで、イベント特価59,800円。

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続いてこちらもファンには堪らない、SAS CRW専用『SF-10レスピレーター』。個体数の多いS10ではない激レア品。イベント特価69,800円。

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ニューヨーク市警払い下げ品の革製ホルスターも取り扱っていた。小売りだけでなく、業販対応も可能とのこと。

セキトー
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開催前日のSEKITO公式Twitterで初だし情報となった「BOLT HK416TBS」がお披露目となった。サンプル段階のため、今後の市販品に向けた改良がおこなわれるようだ。

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PTW
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アジア連合の出店ブースでは米国製実銃用の「トリガーセイフ(TRIGGERSAFE)」が販売されていた。クリップ式でトリガーガードに挟むだけの簡単作業で、安全管理を図ることできる。銃口に詰め物をするタイプでは、弾が発射されても飛び出させない考えであるのに対して、こちらはトリガーが動かなければ弾が出ることはないという発想。中心部の印字は、オーダーメイドに設定可能。

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Nextorch WL10X Executorは、水没した状況下でも作動可能。レール取付可能なウェポンライト形式で230ルーメンを誇る。価格は1万円とお手頃設定。

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中国「ゴーリキースタジオ(GORKEY STUDIO)」から欅(けやき)製のパーツが登場。

第86回『ビクトリーショー』が開催
ニレ科ケヤキ属の落葉高木である欅は、重硬、強靭で美しい光沢が特徴の高級木材。加工性にも優れるが伐採から乾燥させて木材として落ち着くまでに時間を要することで知られている。


次の第87回は、7月22日に同じく都立産業貿易センター台東館(6~7階)を使っての開催が予定されている。

サムズミリタリ屋Vショー公式ページ
http://www.sams-militariya.com/docs/vshow.html

その他、本稿でご紹介し切れなかった当日の写真は、下記ミリブロ公式FaceBookギャラリーにて公開中。

第86回ビクトリーショー写真集はコチラ

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