シューター&T.REX ARMS社CEOのルーカス・ボトキン氏が創業から現在を語る
素早いサイティングと俊敏な動作が特徴的なシューター:ルーカス・ボトキン(Lucas Botkin)氏がCEOを務めるT.REX ARMSが、会社設立から6周年を迎えた同社の現在と過去に迫ったドキュメンタリー動画『How T.REX ARMS Got Started』を、同社Youtubeチャンネルで公開した。約19分間の動画は、同社に関わるスタッフへのインタビューで構成されている。
T.REX ARMSは、カイデックス製ホルスターを主力製品としたタクティカルギアメーカーで、ルーカス・ボトキン氏が二十歳の頃に資本金1,000ドルで設立した。同氏の理想とするホルスターとして誕生したのが、アペンディックスキャリー(コンシールドキャリー)タイプの「サイドカー(sidecar)」である。小型ではなくフルサイズの拳銃を秘匿携帯する目的で開発された同製品は瞬く間にヒットし、Youtubeでの成功もあり同社は業績を上げていった。
Photo from T.REX ARMS
ビデオコンテンツにも力を入れている同社であるが、メディア製作会社を経営していた兄たちの協力がコンテンツ開始時から大きな力となっており、視聴者の望む事を考えながらフレームレートやグレーディングにも拘って作られている。公開しているレクチャービデオの指針となったのが、マグプル社のビデオ「The Art of the Tactical Carbine」だったようだ。
軍隊や法執行機関での経験を持たないボトキン氏だが、週に1,000~1,500発の弾丸消費するほどのトレーニングを実施しており、2016年からは法執行機関を対象とした銃器インストラクターを始めている。
最近では、10月25日に発売されたFPS「コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア(Call of Duty:Modern Warfare)」でマルチプレイヤーキャラクターのモーションキャプチャーを担当しており、ゲームプレイ(トレーニングモード)をリアル視点で再現したビデオを公開している。
参考動画:「Modern Warfare Gunfight Mode with Real Guns」
Text: 弓削島一樹 - FM201912
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特に最近上がった動画で見れる新開発のカメレオンというCQBトレーニングプログラムは革新的で、昔の映画「ダーティハリー2」の警官訓練施設(トップシューターだったハリーが新人警官に負ける?というあのシーンの施設)もここまできたかと感慨深いものがあります。
標的の絵をダウンロードしてクリア時間や着弾点データを送れば診断してくれるのだから、日本でも体験できそうな感じですね。