ロシアメーカーNPO AEGから「AK-12」電動エアソフトの販売が開始に

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ロシアメーカーNPO AEGから「AK-12」電動エアソフトの販売が開始に
Photo from NPO AEG
ロシアのエアソフト関連製造企業であるNPO AEGから、最新製品「AK-12」電動エアソフトの販売が始まった。
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昨年9月にお届けした進捗状況時では、フィールドトライアルがおこなわれており、映像からはスムーズな作動が示されていた。

関連記事:
ロシア製電動ガン、NPO AEG の AK-12 が間もなく登場

いち早く取り扱いの始まった香港レッドウルフエアソフトによると、価格は799ドル(=約9万円)とのことで、その諸元は以下の通りとなっている。

NPO AEG АК-12
重量: 3,620g
全長: 950mm
装弾数: 200rds
射撃: セミ/フル切替式


実銃AK-12
AK-12は、ロシアの軍・法執行機関において、広く運用されてきたカラシニコフ式小銃AK-74、AK-74Mからのリプレイスを企図して設計された5.45×39mm弾を使用するアサルトライフル。

2011年、当時のイズマッシュ(Izhmash)が、ロシア陸軍の打ち立てた「ラートニク(Ratnik)」計画への参画を狙いAK-12が始動している。イズマッシュはその後、ロステック(Rostec)傘下の銃器メーカー、カラシニコフ・コンツェルン(Kalashnikov Concern)として稼働している。

「戦士」を意味するラトニクの計画は、「将来個人用戦闘装備」とも呼ばれるロシアの戦闘装備システム。夜間暗視装備や、ナビゲーションシステム、兵士のコンディションをモニタリングする装置の他、戦闘服やアーマーにおける新素材に至るまで、実に40以上に及ぶ広範なコンポーネントの刷新を図ることで、戦場に展開する兵士のパフォーマンスを高めることが狙いとなっている。

計画の中では、5.45mmと7.62mm小銃のモダナイズ化とその有効性の拡大も含まれており、この数年に渡ってAK-12は幾つかの改良を重ねてきたことが伝えられている。

なお、7.62x39(M43)対応モデルについては「AK-15」に指定されている。

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