【PR】タニコバ×BATONのSTGA認定CO2ガスガン、『BM-9 CO2GBB』が9月発売!
「 TANIO・KOBA 」×「 BATON airsoft 」のコラボレーションによる STGA 認定 CO2 ガスガン第1弾、BM-9 CO2GBB が、2019年 9月上旬に発売される。
本製品は STGA 認定商品ということで、Gunsmith BATON 専売ではなく、一般の小売販売も行われる。
問屋経由の一般小売分は「 TANIO・KOBA 」。従来通りの Gunsmith BATON 並びに amazon 販売は「 BATON airsoft 」と、デュアルブランド展開を行うが、販売ルートが違うだけで、商品はまったく同じものだ。
もちろん、どのルートで購入しても、購入三ヶ月以内は Gunsmith BATON がガス漏れ修理を行う保証が付いている。
( ※ STGA 認定商品につき、改造防止の特殊仕様バルブが採用されているため、ユーザーレベルでの分解・修理は事実上不可能 )
商品名は BM-9 となっているが、言うまでもなく、BERETTA M9A3をモデルアップした製品だ。
スライドとフレームは BATON オリジナル金型による樹脂製で、STGA 認証と合わせ、あらゆる面において安心して楽しめる製品となっている。
カラーバリエーションは上画像の通り、FDE と BLACK の2バージョンを同時販売。
FDE カラーモデルは、成型色( スライド・グリップ )と塗装( フレーム・アウターバレル )を組み合わせることで、実銃の色合いをリアルに再現。写真ではわかりにくいが、フレームはメタリック調の塗装仕上げで、アノダイズド処理が施された実銃の色調に近い雰囲気となっている。
ちなみに、BLACK モデル ( スライド・フレームとも成型色 ) もトイガンオリジナルカラーではなく、BERETTA USA のサイトに M9A3 Black としてラインナップされている現行商品が存在する。
こちらは BM-9 専用 CO2 マガジンだが、特許取得済の TANIO・KOBA CO2 バルブ( TANIO・KOBA CO2 バルブ : 実用新案 第 3206631 号 )を採用し、史上最高性能を有する CO2 マガジンとなっている。
実はマガジンのアウトプットバルブは激発の際、叩かれる側に、134a ガスで10~15%、CO2では20%以上もガスが漏れているという。
タニコババルブはその漏れを抑制する機能があり、低燃費を実現。M45A1 CO2GBB の比較テストで、約 1.5 倍の低燃費を実現( ノーマルバルブ 60~70発 → タニオコババルブ 100発 )。しかも燃費は向上しても、初速は低下していないとのこと( リコイルは減少 )。
BM-9 CO2GBB の SAT マガジン編集部での燃費テストでは、新品の PUFF DINO 12g カートリッジを入れて、0.20g 弾で連続( マグに弾を込める間だけインターバル )で 141発( = 23発 × 6マガジン + 3発 )も撃てたとのことだ。
従来の CO2 ハンドガンは 12g ボンベ1本で 60~70発ぐらいが標準的な燃費なので、ざっと倍は撃てる。つまり、ランニングコストが従来の 1/2 程度に抑えられるわけで、CO2 GBB がますます楽しくなることは間違いない。
さらに数々のテストを繰り返し、CO2 バルブの弱点である高圧ガスによるガスケット変形にも対応。マガジンを 60℃ まで加熱しても、冷却後の初速低下は起こらなかった。
さらに、危険限界値を調べるため 80℃ まで加熱しても、まず CO2 カートリッジホルダーガスケットが破損してガスが漏れ出すため、マガジンが破損するようなことは無かった。ここまで加熱されても、タニオコバ CO2 バルブは損傷しないことが確認されており、異常な環境下における安全性の高さも証明されている。
使用する CO2 カートリッジは、Gunsmith BATONにて販売中の [ PUFF DINO ] CO2 12g カートリッジ、[ マルシン ] CDXカートリッジが対応している。
( ※ [ BATON airsoft ] CO2 12g カートリッジは非対応 )
大きく開口されたスライド上面から覗くスレッテッドバレルは、メタルアウターバレルになっており、マズル部分のカバーを外せば 14mm 逆ネジが現れる。
特にアダプター等を用意することなく、トレーサーやサイレンサーを装着出来るのは嬉しい仕様だ。
フレーム下のダストカバー部分には、実銃通りの 3 スロットレールマウントを装備。1 スロットしかない M9A1 に対し、装着出来るライト類の幅が広がっている。
側面に刻まれた注意書きの内容も実銃と同じだが、これは CO2 ハンドガンの扱いにも通じるところだろう。
リアサイトは狙いやすいバーテック( 軍や法執行機関に向けたスペシャルモデル )タイプだが、フロントサイトがこれまでのモデルに無かった新しい形となっており、それぞれに白いダットが入れられている。
実銃は前後ともに、暗い所で光るトリチウムナイトサイトだが、コストの面からもこれはさすがに省略されたようだ。
リアサイトが乗っているスライド上面の、フラットな部分の面積が広がっているのも、バーテックタイプを踏襲。狙いやすさを向上させつつ、ベレッタらしさを損ねない良く出来たデザインだ。
また、これは M9 系のエアソフトガンに共通した特徴なのだが、サイトよりも着弾は下になる( フロントサイト基部をリヤサイト上端に合わせると適切な位置になる )。これは M9 系のサイト形状を忠実に再現しようとすると、こういった下着弾になってしまうとのこと。
( ※そのため、東京マルイ 旧 M92F ではサイトに合わせてバレルが上向きにセットされていた。バレルが水平にセットされた現行モデルの 東京マルイ M9 シリーズでは、BM-9と同様にサイトに対して着弾が下になる )
スライドに設けられたセーフティレバーは実銃通り機能するが、ハンマーのデコック機能は省略されている。
ガンマニアとしては少々残念ではあるが、デコックを再現するためにはインナーシャーシの構造が複雑になり、耐久性の低下を免れない。
特に高い負荷がかかる CO2 GBB の場合、デコック機能を捨てたシンプルな設計としたのは、正解と言えるだろう。
実際に動作した場合、ブローバックが始まってスライドが下がると、ハンマーがコッキングされるが、その際、ハンマーの角度によって制御されたバルブノッカーが引っ込んで、シリンダーに流入するガスをカットする。つまり、スライドが下がりきる直前に後退スピードが弱まるため、破損のリスクを低減しているのだ。
この構造に加え、大きく開口されたスライドが軽いため、従来の CO2 GBB ハンドガンに比べるとリコイルがマイルドに感じるのだが、タニオコバ CO2 バルブの効果も相まって、スライドの動きそのものは極めてシャープ。
初速についても、0.2g BB 弾使用時で、80~90m/s という充分な数値を叩き出している。
スライドをホールドオープンすると、従来製品に比べて、マガジンガスケット( ガスルートパッキン )の位置が高いことが分かる。これは気密を高めるための専用設計と思われる。
強化樹脂製のスライドのシャープな造形も、注目すべきポイントだ。
スライドを外すと、チャンバー下部にお馴染みのホップ調整ダイヤルが顔を覗かせる。後方に回すことでホップが強くかかる一般的な仕組みだ。
ベレッタタイプのガスガンは長らく固定ホップしか無かったため、当然のようにホップ調整機能が搭載されているのは、ベレッタユーザーにとって喜ばしいことだろう。
マガジンのベースプレートは実銃用のものより若干厚みがあるが、さほどの違和感は無いだろう。
底面のくぼみは、実銃用ではひとつしか無いのだが、ボンベ交換時にスライドさせるため、思い切って増やしてしまうというのは面白いデフォルメだ。
マガジンキャッチは実銃通り左右に付け替えることが可能で、リリースボタンはチェッカーが刻まれたワイドタイプとなっている。実物と較べるとやや小振りだが、操作性は良好だ。
グリップは M9 シリーズで初めて採用されたストレートタイプで、やはりバーテックモデルを踏襲したものとなっている。
バックストラップの膨らみが無くなったことで、まるで別の銃になったかのような握りやすい印象を受けるのは、もともとのグリップアングルが適切だったことの証だろう。
尚、表面のモールドを上手く再現したグリップパネル中央のトレードマークは、3 本の矢をモチーフとしているベレッタ社に対し、3 本のマイナスドライバーをあしらっている。
このウィットに富んだデザインはタニオ・コバ社長の小林太三氏がデザインしたもので、実に楽しくもそれらしい雰囲気を演出している。
販売される製品には、画像のようなパーツリストが付属し、すべてのパーツが Gunsmith BATON のネットショップにて購入出来る。( ※ CO2 バルブは分解不可能なのでマガジンボディとセット販売 )
ガンガン撃ちまくるヘビーユーザーにとって、いつでもパーツが手に入るというのは嬉しい限りだ。
尚、実銃の M9A3 には、FDE & Black というツートーンのモデルが存在するので、BLACKのスライドを購入して、FDEフレームにを組み合わせてみるのも良いだろう。
信頼性の高い質実剛健なメカニズムに、先進のタニコババルブを搭載し、満を持して登場する STGA 認定 CO2 ガスガン、BATON airsoft 製 BM-9 CO2GBB 。
ベレッタファンはもちろんのこと、多くのトイガンユーザーに、ブローバックガスガンの新たな可能性を確かめていただきたい。
尚、同社の CO2 ガスガン第 1 弾である M45A1 CO2GBB も、11月発売予定のセカンドロットから TANIO・KOBA × BATON コラボレーションとなり、タニオコバ CO2 バルブ採用と STGA 認定取得が予定されている。
さらに、両社による様々な CO2 ガスガンの開発が、すでに何機種も平行して進んでいるというのだから、期待するなという方が無理な話しだろう。
TANIO・KOBA と Gunsmith BATON の出会いが、トイガンのどんな未来に繋がるのか、当分は両社の動向から目が離せそうにない。
[ TANIO・KOBA / BATON airsoft ] BM-9 CO2GBB FDE/BK
9月発売予定・予約受付中
●商品 URL https://www.gunsmithbaton.com/products/detail.php?product_id=2970
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