「キャッスルヴァニア ロード オブ シャドウ」プレイレポート
KONAMIから昨年末12月16日に発売されたゲームタイトル「キャッスルヴァニア ロード オブ シャドウ」のプレイレポートをご紹介しよう。
「キャッスルヴァニア」と聞いてピンと来ない方は「悪魔城ドラキュラ」と聞いた方が懐かしくピンと来るかもしれない。
1作目は20年以上前に発売されて人気を博し、これまでシリーズ化された「悪魔城ドラキュラ」は2010年に最先端の技術で新しく生まれ変わって「キャッスルヴァニア ロード オブ シャドウ」として再誕生したというわけだ。

本作は海外スタジオの「MercurySteam」で製作され、「メタルギアソリッドシリーズ」で有名な「小島プロダクション」が日本語版総合監修を行い、過去のエッセンスを受け継ぎながら新解釈と新要素を加えたシリーズ最古の物語となる。

舞台は西暦1047年。希望なき暗黒の時代・・・
地上は闇に覆われ、絶間無き暴虐と天界への道が閉ざされた世界を救うべく「燈光教団」の戦士「ガブリエル・ベルモンド」(CV藤原啓治)となって壮大な世界へと旅立つ。
ガブリエルの妻マリーは惨殺されその魂は封じ込まれたまま。そしてその禍には「ロード オブ シャドウ」が関わっていると告げる。死者をも蘇らせるという「ロード オブ シャドウ」の力・・・。
それを得た戦士が世界を救うという予言を聞いたガブリエルは自らの使命を果たし、愛する物を救う為に旅と戦いに身を投じるのだ。
■やはりコジプロ。初心者でも受け入れやすい作りに感心
ゲームプレイ冒頭でまず思うのは小島プロダクションらしい「ゲーム難易度設定」と「チュートリアル」であることだ。
当初4段階の難易度設定とゲームの雰囲気を損なわず説明書を読まなくても進める「チュートリアル」はこれまでシリーズをプレイした事が無い初心者でも受け入れやすい作りになっている。
今回のプレイはPS3版で、説明書を読まずにプレイしてみたが、とても解りやすくゲームプレイの邪魔にならない様に説明が加えられている。購入して序盤で挫けるという事は無いであろう。
■ビックリする程の美麗で緻密なグラフィック
ゲーム当初より驚かされるのはやはりグラフィック。リアリティ溢れる景観や細かいテクスチャーに感嘆すること間違いない。
海外スタジオ製作らしい、洋風なレイアウトはその景色を見るだけで壮大なイメージを体感できる。水の表現も素晴らしく、自然の世界が拡がっている。・・が、そこには騎士の遺体や髑髏などもありしっかりとホラーテイスト。太陽光の光源なども綺麗で最新の技術を惜しみなく導入したグラフィックはぜひ大画面ハイビジョンテレビでプレイすべきだと感じる。
■やはり戦闘は作品のキモ。気になるメインウェポンはやはりアレ
主人公ガブリエルのメインウェポンは、十字架の形をした「バトルクロス」。この武器の先端からは「鎖の鞭」が飛び出し直接攻撃で敵を倒すことができる。


バトルクロスは強力な前方攻撃と、複数の敵にヒットさせる回転攻撃があり、それを使い分けたり旅の進み具合に並行して様々なコンボの組み合わせやスキルアップなどで進展し、更に強くなっていく。
攻撃系操作は「初心者でも至って簡単そして爽快」演出も派手でとても楽しい作りとなっているといえる。
ガブリエルには防御操作もあり、敵の攻撃をガードした直後には素早く強力な「カウンターアタック」が攻撃可能だ。メインウェポンの他には「サブウェポン」も存在し、短剣・聖水などが取得でき攻撃の幅が広がるり、サブウェポンもスキルで強化する事が可能だ。
また、ストーリーが進むに連れて「光と影の魔力」なども存在している。発動するとライフの回復や敵に大きなダメージを与えたりする事が可能で、「戦略的で多彩な攻撃パターン」を編み出す事が可能なのだ。細かい事だが、ガブリエルを操作しないで放置して様子を伺うとバトルクロスを収めるという演出も加えられている。

■グラフィックも綺麗だが、多彩な地形も豊富
身体能力が優秀なガブリエルを操作する上で、見逃せないのはやはり地形。
「掴む」「登る」「跳び超える」の他にバトルクロスを使って「よじ登る」「壁を降りる」などの多彩なアクションも用意されている。
なんだか難しそうじゃ・・と思った貴兄も次に進むべき地形ポイントは点滅で表示されているので難なくクリアできるはずだ。
そうそう、背景が綺麗でウットリしている間に探求を見逃さない様にご注意を。
■冒険の上で仕掛けは大事。謎や仕掛けでプレイヤーが挫折しない仕掛けとは?
既に経験した仕掛け。どういった仕掛けなのかはプレイして体験して頂くとして、進んだ挙句そこで挫折してしまうのはなんとも勿体無い。
それがパズルの様であってもある事と引き換えにヒントをもらえて進めてしまうユーザー配慮の仕掛けも用意されているのだ。
「どんどん先に進みたい派」でも「じっくりプレイしたい派」の貴方でも選択肢を選んで冒険をプレイする事が可能といえる。


■個性的な敵キャラは主人公と同様に重要
主人公ガブリエルの敵は様々。その敵キャラデザインは中世の物語に登場する様な「ライカンスロープ」や「ゴブリン」など。
ストーリーを進めていく上でまだ出会っていない敵キャラが多数存在する。
雑魚キャラの他には中型の敵キャラも存在し、「タイタン」とよばれる大型の巨人のボスキャラとの戦闘は何ともユニークで興奮した。コンボアタックや身体能力をフルに使う戦闘は「楽しみを覚え」また同じステージをプレイしたくなる・・そんな気持ちにさせてくれる。
なお、記事の記述は氷山の一角で一部と言え、今後の「キャッスルヴァニア」にも期待大だ。今回プレイした上で感じた事は「ストレスを感じさせず世界観にのめり込める」という事。
個性的で多彩な攻撃を敵に与えても主人公が必ず倒れる場面に遭遇する。しかし「オートセーブ」と「マメなチェックポイント」により挫折感は感じないであろう。どちらかというと「ずぅーっと浸っていたい」のが本音の感想だ。
小島プロダクション監修だけあって、声優陣も「メタルギアソリッド」でお馴染みの藤原啓治氏、大塚明夫氏、井上喜久子氏、銀河万丈氏といったベテラン声優の小島組で固められ、コジプロ作品をプレイした人には難なく受け入られる筈。
小島監督も「チュパカブラ」というキャラクターを演じているのにも注目してもらいたい。
なお現在は第2章をプレイ中だが、今後の作中の驚き要素満載の展開とストーリーに期待し、本作以降の「キャスルヴァニア」シリーズの展開やコジプロの得意要素「コラボ」にも将来驚きたいと感じている。
さて今回お届けしたレポートの「キャッスルヴァニア ロード オブ シャドウ」は現在好評発売中だ。欧米では既に100万本を出荷している重要タイトルだけに、オススメの作品だ。

Castlevania-LordsofShadow-SpecialEdition
キャッスルヴァニアロードオブシャドウスペシャルエディション
対応機種:PlayStation®3、Xbox360®
発売日:2010年12月16日
メーカー希望小売価格:各9,980円(税込)
ジャンル:アクションアドベンチャー
プレー人数:1人
CEROレーティング:D
仕様:PlayStation®3:Blu-RayDisc1枚組、Xbox360®:DVD2枚組
(C)2010 Konami Digital Entertainment
Developed by Mercury Steam Entertainment
キャッスルヴァニア ロード オブ シャドウ
http://www.konami.jp/castlevania/
「キャッスルヴァニア」と聞いてピンと来ない方は「悪魔城ドラキュラ」と聞いた方が懐かしくピンと来るかもしれない。
1作目は20年以上前に発売されて人気を博し、これまでシリーズ化された「悪魔城ドラキュラ」は2010年に最先端の技術で新しく生まれ変わって「キャッスルヴァニア ロード オブ シャドウ」として再誕生したというわけだ。

本作は海外スタジオの「MercurySteam」で製作され、「メタルギアソリッドシリーズ」で有名な「小島プロダクション」が日本語版総合監修を行い、過去のエッセンスを受け継ぎながら新解釈と新要素を加えたシリーズ最古の物語となる。

舞台は西暦1047年。希望なき暗黒の時代・・・
地上は闇に覆われ、絶間無き暴虐と天界への道が閉ざされた世界を救うべく「燈光教団」の戦士「ガブリエル・ベルモンド」(CV藤原啓治)となって壮大な世界へと旅立つ。
ガブリエルの妻マリーは惨殺されその魂は封じ込まれたまま。そしてその禍には「ロード オブ シャドウ」が関わっていると告げる。死者をも蘇らせるという「ロード オブ シャドウ」の力・・・。
それを得た戦士が世界を救うという予言を聞いたガブリエルは自らの使命を果たし、愛する物を救う為に旅と戦いに身を投じるのだ。
■やはりコジプロ。初心者でも受け入れやすい作りに感心
ゲームプレイ冒頭でまず思うのは小島プロダクションらしい「ゲーム難易度設定」と「チュートリアル」であることだ。
当初4段階の難易度設定とゲームの雰囲気を損なわず説明書を読まなくても進める「チュートリアル」はこれまでシリーズをプレイした事が無い初心者でも受け入れやすい作りになっている。
今回のプレイはPS3版で、説明書を読まずにプレイしてみたが、とても解りやすくゲームプレイの邪魔にならない様に説明が加えられている。購入して序盤で挫けるという事は無いであろう。
■ビックリする程の美麗で緻密なグラフィック
ゲーム当初より驚かされるのはやはりグラフィック。リアリティ溢れる景観や細かいテクスチャーに感嘆すること間違いない。
海外スタジオ製作らしい、洋風なレイアウトはその景色を見るだけで壮大なイメージを体感できる。水の表現も素晴らしく、自然の世界が拡がっている。・・が、そこには騎士の遺体や髑髏などもありしっかりとホラーテイスト。太陽光の光源なども綺麗で最新の技術を惜しみなく導入したグラフィックはぜひ大画面ハイビジョンテレビでプレイすべきだと感じる。
■やはり戦闘は作品のキモ。気になるメインウェポンはやはりアレ
主人公ガブリエルのメインウェポンは、十字架の形をした「バトルクロス」。この武器の先端からは「鎖の鞭」が飛び出し直接攻撃で敵を倒すことができる。


バトルクロスは強力な前方攻撃と、複数の敵にヒットさせる回転攻撃があり、それを使い分けたり旅の進み具合に並行して様々なコンボの組み合わせやスキルアップなどで進展し、更に強くなっていく。
攻撃系操作は「初心者でも至って簡単そして爽快」演出も派手でとても楽しい作りとなっているといえる。
ガブリエルには防御操作もあり、敵の攻撃をガードした直後には素早く強力な「カウンターアタック」が攻撃可能だ。メインウェポンの他には「サブウェポン」も存在し、短剣・聖水などが取得でき攻撃の幅が広がるり、サブウェポンもスキルで強化する事が可能だ。
また、ストーリーが進むに連れて「光と影の魔力」なども存在している。発動するとライフの回復や敵に大きなダメージを与えたりする事が可能で、「戦略的で多彩な攻撃パターン」を編み出す事が可能なのだ。細かい事だが、ガブリエルを操作しないで放置して様子を伺うとバトルクロスを収めるという演出も加えられている。

■グラフィックも綺麗だが、多彩な地形も豊富
身体能力が優秀なガブリエルを操作する上で、見逃せないのはやはり地形。
「掴む」「登る」「跳び超える」の他にバトルクロスを使って「よじ登る」「壁を降りる」などの多彩なアクションも用意されている。
なんだか難しそうじゃ・・と思った貴兄も次に進むべき地形ポイントは点滅で表示されているので難なくクリアできるはずだ。
そうそう、背景が綺麗でウットリしている間に探求を見逃さない様にご注意を。
■冒険の上で仕掛けは大事。謎や仕掛けでプレイヤーが挫折しない仕掛けとは?
既に経験した仕掛け。どういった仕掛けなのかはプレイして体験して頂くとして、進んだ挙句そこで挫折してしまうのはなんとも勿体無い。
それがパズルの様であってもある事と引き換えにヒントをもらえて進めてしまうユーザー配慮の仕掛けも用意されているのだ。
「どんどん先に進みたい派」でも「じっくりプレイしたい派」の貴方でも選択肢を選んで冒険をプレイする事が可能といえる。


■個性的な敵キャラは主人公と同様に重要
主人公ガブリエルの敵は様々。その敵キャラデザインは中世の物語に登場する様な「ライカンスロープ」や「ゴブリン」など。
ストーリーを進めていく上でまだ出会っていない敵キャラが多数存在する。
雑魚キャラの他には中型の敵キャラも存在し、「タイタン」とよばれる大型の巨人のボスキャラとの戦闘は何ともユニークで興奮した。コンボアタックや身体能力をフルに使う戦闘は「楽しみを覚え」また同じステージをプレイしたくなる・・そんな気持ちにさせてくれる。
なお、記事の記述は氷山の一角で一部と言え、今後の「キャッスルヴァニア」にも期待大だ。今回プレイした上で感じた事は「ストレスを感じさせず世界観にのめり込める」という事。
個性的で多彩な攻撃を敵に与えても主人公が必ず倒れる場面に遭遇する。しかし「オートセーブ」と「マメなチェックポイント」により挫折感は感じないであろう。どちらかというと「ずぅーっと浸っていたい」のが本音の感想だ。
小島プロダクション監修だけあって、声優陣も「メタルギアソリッド」でお馴染みの藤原啓治氏、大塚明夫氏、井上喜久子氏、銀河万丈氏といったベテラン声優の小島組で固められ、コジプロ作品をプレイした人には難なく受け入られる筈。
小島監督も「チュパカブラ」というキャラクターを演じているのにも注目してもらいたい。
なお現在は第2章をプレイ中だが、今後の作中の驚き要素満載の展開とストーリーに期待し、本作以降の「キャスルヴァニア」シリーズの展開やコジプロの得意要素「コラボ」にも将来驚きたいと感じている。
さて今回お届けしたレポートの「キャッスルヴァニア ロード オブ シャドウ」は現在好評発売中だ。欧米では既に100万本を出荷している重要タイトルだけに、オススメの作品だ。

Castlevania-LordsofShadow-SpecialEdition
キャッスルヴァニアロードオブシャドウスペシャルエディション
対応機種:PlayStation®3、Xbox360®
発売日:2010年12月16日
メーカー希望小売価格:各9,980円(税込)
ジャンル:アクションアドベンチャー
プレー人数:1人
CEROレーティング:D
仕様:PlayStation®3:Blu-RayDisc1枚組、Xbox360®:DVD2枚組
(C)2010 Konami Digital Entertainment
Developed by Mercury Steam Entertainment
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