北極圏を舞台にロシアとNATOの海軍が衝突する新作RTS発表
Paradox Interactive と Turbo Tape Gamesは、北極圏を舞台に繰り広げる海軍バトルのRTS(Real-time Strategy)タイトル「Naval War: Arctic Circle」の公式発表をおこなった。
Paradox Interactiveは、99年以来、PC向けのストラテジーゲーム(軍事戦略ゲーム)をベースに手掛けてきた。また、今回のタイトルの開発を手掛けるTurbo Tape Gamesは、2008年にノルウェーでスタートした新鋭のゲーム開発メーカーだ。
「Naval War: Arctic Circle」でプレイヤーは、今最もホットな海洋バトルの地である北極圏を舞台に、NATO(北大西洋条約機構)や、北欧同盟、ロシア、米国といった海軍を自在にコントロールし、その戦略をたのしむRTSゲームとなっている。
北極圏で北欧諸国やロシア、カナダ、米国といった各国が熱い火花を散らしていることは意外にもあまり知られていないかもしれない。人種や宗教など戦争には様々なきっかけがあるが、中でも近代の戦争史において大きな原因の1つが資源の争奪による戦争であろう。
石油資源が集中している中東を舞台とした紛争などは、分かり易い例であるが、北極圏で繰り広げられている各国の思惑の衝突も、資源争奪によるところが大きなウェイトを占めている。
事実、氷で閉ざされた世界となっていた北極圏においては、従来より国際慣例にしたがった公海としての位置付けが浸透していた。公海として認識された北極圏の航行は各国が自由におこなえていたが、氷で閉ざされていた地に、必要以上の関心を寄せることはどこの国にも無かった。ところが、地球の温暖化が進行するに従って、氷で閉ざされた地に埋蔵されている新たな資源の存在が確認され、事態は急変することとなる。
こうした現実問題における北極圏での情勢を踏まえると、19世紀に起こった資本主義社会を中心とした植民地争奪戦の様相が、僻地の北極圏で再現されていることがわかる。
さて、今回のゲームでも、登場する各国はこうした北極圏への資源争奪戦に参加している国々と合致することが見受けられ、そうした観点からゲームへのめり込んでみるのも面白いかもしれない。



ゲームの方はと言うと、ロシアとNATOと違った側面からの2つのキャンペーンモードが用意されている。また、3500万平方Kmにもおよぶ広大な海域の再現がおこなわれており、海上では航空母艦や各種艦船、潜水艦を運用し、空からは航空機による運用がおこなえ、規模の大きな戦略を練ることができる。
⇒Naval War Arctic Circle Video interview
関連記事:
http://www.paradoxplaza.com/press/2011/2/conquer-the-arctic-dominate-your-rivals-%E2%80%93-naval-war-arctic-circle-officially-announced
(C)Paradox Interactive. Trademarks belong to their respective owners. All rights reserved.
Paradox Interactive
http://www.paradoxplaza.com/
Paradox Interactiveは、99年以来、PC向けのストラテジーゲーム(軍事戦略ゲーム)をベースに手掛けてきた。また、今回のタイトルの開発を手掛けるTurbo Tape Gamesは、2008年にノルウェーでスタートした新鋭のゲーム開発メーカーだ。
「Naval War: Arctic Circle」でプレイヤーは、今最もホットな海洋バトルの地である北極圏を舞台に、NATO(北大西洋条約機構)や、北欧同盟、ロシア、米国といった海軍を自在にコントロールし、その戦略をたのしむRTSゲームとなっている。
北極圏で北欧諸国やロシア、カナダ、米国といった各国が熱い火花を散らしていることは意外にもあまり知られていないかもしれない。人種や宗教など戦争には様々なきっかけがあるが、中でも近代の戦争史において大きな原因の1つが資源の争奪による戦争であろう。
石油資源が集中している中東を舞台とした紛争などは、分かり易い例であるが、北極圏で繰り広げられている各国の思惑の衝突も、資源争奪によるところが大きなウェイトを占めている。
事実、氷で閉ざされた世界となっていた北極圏においては、従来より国際慣例にしたがった公海としての位置付けが浸透していた。公海として認識された北極圏の航行は各国が自由におこなえていたが、氷で閉ざされていた地に、必要以上の関心を寄せることはどこの国にも無かった。ところが、地球の温暖化が進行するに従って、氷で閉ざされた地に埋蔵されている新たな資源の存在が確認され、事態は急変することとなる。
こうした現実問題における北極圏での情勢を踏まえると、19世紀に起こった資本主義社会を中心とした植民地争奪戦の様相が、僻地の北極圏で再現されていることがわかる。
さて、今回のゲームでも、登場する各国はこうした北極圏への資源争奪戦に参加している国々と合致することが見受けられ、そうした観点からゲームへのめり込んでみるのも面白いかもしれない。



ゲームの方はと言うと、ロシアとNATOと違った側面からの2つのキャンペーンモードが用意されている。また、3500万平方Kmにもおよぶ広大な海域の再現がおこなわれており、海上では航空母艦や各種艦船、潜水艦を運用し、空からは航空機による運用がおこなえ、規模の大きな戦略を練ることができる。
⇒Naval War Arctic Circle Video interview
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