TiaLinx、小型UAV「Phoenix50-H」を発表

同社によると、Phoenix50-H は、ノートPCとジョイスティックを使って遠隔制御しながら、数GHz級の電波を使用するUWB(Ultra-Wideband)レーダーで、屋内に隠れた人物をも探知できるとの触れ込みとなっている。また、事前にプログラムした経路に沿って飛行しながら、搭載するセンサーを使った捜索を行えるとしている。なお、TiaLinx社では、姉妹製品として、複数階の建物でも捜索できる Cougar20-H もラインナップされている。
この Phoenix50-H、Cougar20-H 共に、ウェイポイントを遠隔プログラムする使い方も可能となっており、昼夜両対応のカメラも備えている。UWB RF センサーは、米陸軍 PEO Ammo (Program Executive Office for Ammunition) による SBIR (Small Business Innovative Research) フェーズ II として開発したものとのことだ。
TiaLinx社は2003年にカリフォルニアで設立され、2005年のDARPA(Defense Advanced Research Projects Agency:国防総省国防高等研究事業局) Techでは科学的にも高い評価を得た企業として認められ、現在までに41種類のパテント(特許)取得をおこなっている。
⇒Phoenix50 H Sloped Roof 050611
⇒Phoenix50-H--Land-Takoff-050611
⇒Phoenix40-A--flat-Building-050611
SpaceWar 2011/5/17
TiaLinx 2011/3/21
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