レッドオーケストラ2 ヒーローオブスターリングラード

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ドイツで開催された Gamecom2011 会場のプレイアブルデモ展示で、 TripWire Interactive の新作FPS 「Red Orchestra 2 Heroes of Stalingrad」 のデモが披露された。

レッドオーケストラ2 ヒーローオブスターリングラード
Red Orchestra 2 HD Multiplayer Gameplay

Red Orchestra 2 Heroes of Stalingrad
http://www.heroesofstalingrad.com/

FPSと言っても内容は様々であるが、前作 「Red Orchestra: Ostfront 41-45」 はリアルな陸戦を目標としており、銃の反動、フロント・リアサイトでのエイミング、弾丸は重力に沿って放物線を描くなどビギナー向けではない設定だった。当然、車両などの装甲には銃弾などではダメージを与える事ができず、砲弾等で攻撃をするのだが「入射角・砲弾の種類・装甲厚が考慮された設計」なので、ただ撃てばよい弾丸物量系FPSとは違う、敷居が高いコアユーザーを対象にしたゲームアレンジとなっていた。

しかし、コアながらそのシステムが評判を得て、この2作目は、欧米で2011年9月上旬の発売が予定されていて、Gamecom 2011 では製品版と同等の物が展示されたようだ。

また、前作では「マルチプレイオンリー」だったが、今作では「シングルプレイモード」も新たに追加となった。第二次世界大戦の戦史で語り継がれる東部戦線を舞台に、プレイヤーは「ドイツ軍」「ソ連軍」に扮し、激戦の戦禍へとのめり込んでいく事となる。
ちなみにこの新たに追加されたという、注目のシングルプレイモードについては、ものの数時間でクリアしてしまえるほどのボリュームになってしまっている様子だが、戦史の中に名を刻むつもりで、しっかりとやり込んでみよう。

そしてゲームでは、引き続き戦車なども登場するが、「戦車長・砲手・操縦手」の各プレイヤーの役割分担は負担が軽くなり、オンライン上で全員が揃わない場合、そのどれかの兵科を選択すれば、残りの2つは AI が操作する方法に変更されている。
これについては、PC版の オペレーション・フラッシュポイント をプレイした事がある人ならばピンとくるのではないだろうか。

また戦車には部位によるダメージ設定があり、例えば、キャラピラーの被弾の場合は上手く旋回移動などができないようになっている。当然、エンジンが攻撃を受ければ機動力の低下に繋がるという具合だ。
こうした、細かいダメージ設定は兵士にも対応しており、瀕死の場合は視界が暗くなりつつも「一応銃撃による交戦も可能」で、応急処置をしなければ戦死となる。オンライン戦では敵にトドメを刺す事も必要になりそうだ。

マルチプレイは参加するプレイヤーに合わせてお互いのチームレベルが同じ程度になるような振り分けシステムが導入されている。ランクシステムには 「Honorレベル」 があり、最上クラスになると 「Hero」 の称号がもらえる。当然、それに見合った武器などが使える特典的システムだが、同じチームの 「Hero」 プレイヤーが戦死するとチーム全体にマイナス要素が付与されてしまう。全員が「Hero」をサポートする必然性があり、これは中々に白熱しそうだ。

その他にも 「キャンプダウン」 と呼ばれるモードも明らかになっている。FPS系ではお馴染みの「攻撃・防衛」に別れたチーム対戦だが、こちらの方にも通常のチームマッチとは違うシステムが導入され、ベータテスト版では高い評価を得ているそうだ。

公式サイトでは既に 「Rising Storm」 と呼ばれる拡張パックが開発されていて、次はなんと日本軍が登場する。日本語の音声も収録されており、この辺りがこのゲームの拘りを感じさせるが担当する声優の一人は「有名日本女優の息子」が担当するとか、こちらの続報も楽しみだ。


© 2009, 2010 Tripwire Interactive, LLC


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