バトルフィールド最新作『バトルフィールド ハードライン』発表
エレクトロニック・アーツが展開するFPSゲーム、バトルフィールド・シリーズの最新作である『バトルフィールド ハードライン』が発表された。バトルフィールドと言えば、広大な戦場を舞台に、様々な武器や、戦車や戦闘機といった兵器を駆使して戦うゲームとしてお馴染みだ。これまで第二次世界大戦を舞台にした『バトルフィールド1942』、ヴェトナム戦争を舞台にした『バトルフィールド ベトナム』、現代戦が舞台の『バトルフィールド2』、未来の戦争を描いた『バトルフィールド2142』などが発売され、昨年秋には最新作『バトルフィールド4』が発売されたばかりだ。
そんなバトルフィールド・シリーズの最新作である『バトルフィールド ハードライン』は、これまでとは雰囲気がガラリと変わり、ロサンゼルスなどアメリカの都市を舞台に、警察と犯罪者組織による攻防が描かれる。開発を担当するのは『デッドスペース』などを手掛けたVisceral Games。同社がバトルフィールド・シリーズを担当するのはもちろん初めてだ。Battlefield Hardline 公式サイト
http://www.battlefield.com/hardline
発売は今年の秋に予定されており、現在すでにPCとプレイステーション4でベータ・テストが始まっている。ベータ・テストで遊べるのは、ロサンゼルスの下町を舞台にしたHigh Tensionというマップで、ゲームモードはHEISTとBLOODMONEYの2種類が用意されている。HEISTでは、プレイヤーたちは犯罪者側と警察側に分かれ、犯罪者側はマップ上に配置されている2台の現金輸送車を爆破し、その中にある現金の入った袋を盗み、マップ内にある脱出ポイントへ輸送する。対する警察側は、犯罪者側を倒してチケットをゼロにするか、制限時間まで現金の輸送を阻止する。前作でいうところのラッシュに近いが、オブジェクトの爆破に加えて、現金を持って逃げるという一手間が加えられており、新鮮な印象を受ける。
もう一つのBLOOD MONEYは、犯罪者側と警察側がそれぞれ、マップ中央に用意されている現金を盗み出し、自分の陣地にある現金輸送車まで運ぶというモードだ。いち早く500万ドルを運べた側が勝利となる。中央の現金がある場所は熱い取り合いが繰り広げられる他、敵の現金輸送車からも金を盗み出すことができるため、防衛も重要となる。前作でいうところのキャプチャー・ザ・フラッグに近いが、やはり目新しく映る。
また、武器のアップグレードも従来とは異なり、経験値によるアップグレードから、戦闘を通じて得たお金を使って、新しい武器やアタッチメントを購入して装備するという仕様になっている。なお、警察側も犯罪者集団側も、使える武器に差異はないようで、アサルトライフルやスナイパーライフル、RPG-7まで、従来のシリーズにも出てきた武器が続々登場する。こうなると、もはや警察ではなく軍隊が出てくるべきではないかとも思うが、そこは突っ込まないでおこう。
なお、バトルフィールド・シリーズの醍醐味である多種多様な乗り物は、今作でももちろん登場し、パトカーやバイク、装甲車や武装したバン、ヘリコプターなどに乗ることができる。今作では純粋に敵を倒すだけではなく、お金の輸送と、その阻止が勝敗を決するため、乗り物を使った逃走、あるいは追跡がとても重要となるだろう。また、特定の条件を満たすことで、ビルの倒壊や洪水の発生などといった大変化が起こる「レボリューション」も、もちろん用意されている。
発売は2014年の秋に予定されており、プラットフォームはPC、PS4、PS3、XBOX ONE、XBOX 360。PC版に関してはすでにOriginで予約が始まっており、価格はスタンダード版が6600円、デジタルデラックス版7600円となっている。
Text : 鳥嶋真也 - 001
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