クリント・イーストウッド監督、映画『American Sniper』公式トレーラー第 2 弾公開

映画・テレビ 2014年12月22日 10:31 Comments(0)

クリント・イーストウッド (Clint Eastwood) 監督がメガフォンを執った、元・米海軍特殊部隊 SEALs 隊員の故・クリス・カイル (Chris Kyle) の実話を題材とした伝記映画『American Sniper』のオフィシャルトレーラー第二弾が公開された。

本作は、クリス・カイル著のベストセラー自伝記「ネイビー・シールズ最強の狙撃手」（原題：American Sniper / The Autobiography of the Most Lethal Sniper in U.S. Military History）が原作であり、脚色をジェイソン・ホール（Jason Hall）が行った。
尚、邦題は『アメリカン・スナイパー』に決定している。

米海軍特殊部隊 SEALs 隊員のクリス・カイルが命じられた任務はただ一つ「如何なる状況であろうと仲間を必ず守ること」だった。2003～2009年までの間にイラク遠征を4回経験し、卓越したスナイピングで多くの同胞を救い"レジェンド"の異名を持つようになったが、敵側は彼を恐れてその首に懸賞金を賭けるほどの存在となる。しかし、数多くの敵を倒しながらも故郷の家族を想い“良き夫”と“良き父”であろうとするジレンマに苦しむ。過酷な戦地から引き上げ最愛の家族の元へ戻ったクリスは、戦場で負った心の傷を拭えずにいた――。

監督は、『荒野の用心棒』や『ダーティハリー』シリーズなど数々の西部劇やアクション映画に俳優として出演し、硫黄島二部作の『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』などの監督としても知られるクリント・イーストウッド（Clint Eastwood）が務めた。今まで数多くの作品を手掛け『許されざる者』と『ミリオンダラー・ベイビー』は共にアカデミー作品賞／アカデミー監督賞を獲得しており、本作は米国でのレビュー評価が非常に高くオスカー最有力との呼び声が高い。「ワンテイク・ディレクター」と呼ばれるほど早撮りが有名で、あまりにも撮影テンポが早いため出演俳優を不安にさせることもあるらしい。来年で85歳を迎える大ベテランの役者兼監督である。

撮影監督は、トム・スターン（Tom Stern）。『ミリオンダラー・ベイビー』『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』などでも監督とタッグを組んでいる。

主演は、映画/舞台/テレビで活躍中のブラッドリー・クーパー（Bradley Cooper）。『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』フェイス中尉役や、今年公開された『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のロケット（擬人化アライグマ）の声を担当している。また、役者の他にプロデューサーの一面もあり本作にも名を連ねている。

共演は、妻役にシエナ・ミラー（Sienna Miller）。彼女は『G.I.ジョー』で主人公デュークの元恋人でコブラ側のスパイ：バロネスを演じている。
そして注目は、クリス・カイルの友人であり元・SEAL Team 3 のスナイパー、ブリチャー、メディックを経験したケヴィン・ラクツ（Kevin Lacz）が本人役として出演していることである。