【東京ゲームショウ 2015】カプコン展示ブースで 「バイオハザード アンブレラコア」がお披露目


向かって右側、赤いライトに染まったマネキンは、日本発の本格装備ブランド、VOLK Tactical Gear監修により組まれている。一方の青いコーナーにある3体のマネキンは、中央が VOLK Tactical Gear による監修で、それを挟む格好となる2体が特殊部隊装備の販売でお馴染みAGGRESSOR GROUP監修によるもので、Tactical Tailor、TRU-SPECとAGGRESSOR GROUPオリジナル製品を中心に構成している。業者日の初日だったこの日、朝早くから多くのビジターがこれらマネキンに注目し、こぞって記念撮影を撮っている姿が印象的だった。
なお、このマネキンで使われた装備は、昨日解禁となった実写版トレーラー「ライブアクショントレーラー」でも使われているものが多く含まれているので、未見の方は下記よりご覧頂きたい。
『BIOHAZARD UMBRELLA CORPS』 Live Action Trailer

実際にプレイしてみると、とにかくサバイバルゲームとの親和性と言うか、共通項の多いゲームに感じる。もちろん、実際に走ったり、撃ったりするわけではなく、コントローラーを通じて画面上のキャラクターを動かすわけだが、そこに反映されている空気感や、操作感、そして何よりも「勝つ」ために必要とするスキルの多くが、まさにサバイバルゲームで経験してきたものばかり。開発者はきっと、サバイバルゲーマーに違いない!と、プレイしながら思わずニヤリとしてしまう。

本作の時代背景が2015年(まさに今年!)であることや、バイオテロによって封鎖された地区の中で、暗躍する傭兵の存在など、その世界観・ストーリーについての解説がおこなわれた。

一方でサバイバルゲームとは違う、面白い仕掛けもおこなわれている。
バイオハザードと言えば、やはり「ゾンビ」の存在が真っ先に思い浮かぶところ。本作では室内の空間に、まるで単なるオブジェクト、「置物」のようにゾンビがうごめいている。これはプレイヤーの操作するオペレーターが「ゾンビジャマー」を身に着け、作動させている為で、この間はゾンビからの襲撃を受けることはない。しかし、プレイ中に敵の攻撃によって一旦ゾンビジャマーを破壊されれば、それまで置物のような存在だったゾンビがプレイヤーに次々と襲い掛かってくる。敵プレイヤーとゾンビの二重のプレッシャーの中でゲームを進行しなければならなくなり、地獄絵図のようになってしまう・・・。そう、ゾンビジャマーは、まさに勝敗を決するキーワード的存在となるので、要チェックだ。

壇上で乙夜さんは、サバイバルゲームシーンで必要不可欠な「遮蔽物を使っての攻撃」を実演。本作中で描かれている「アナログカバー」と呼ばれるバリケードを使って「覗き込む度合い」を、段階的に選ぶ仕組みが紹介されていた。説明の中で乙夜さんは、同じ場所から顔をのぞかせるのでは無く、上下の位置を変更することや、素早く壁向こうの様子を確認するテクニックなど、必要最低限の露出で相手を撃ち、被弾する確率を低減させることにも言及していた。
なお、本作「バイオハザード アンブレラコア」については後日、開発者インタビューの掲載を予定しており、その中でもゲームの特徴や見所を改めて詳細にお伝えするので、是非そちらも参考にして欲しい。

1996年3月22日の第1作『バイオハザード』から20周年。既に公開されている『バイオハザード0 HDリマスター』、そして本稿でご紹介している『バイオハザード アンブレラコア』をはじめ、カプコンでは様々なプロジェクトが進行中とのことだ。

『BIOHAZARD UMBRELLA CORPS』1st Trailer
バイオハザード アンブレラコア(c)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
■対応ハード:PlayStation®4 / PC
■発売予定日:2016年初頭
■販売価格:未定
■ジャンル:コンペティティブシューター
■CEROレーティング:審査予定
※本作はオンラインプレイ専用商品です。お楽しみいただくにはネットワーク環境、並びにハードメーカーが提供するオンライン環境サービスへの登録が必要となります。
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