トヨタ製ランドクルーザーがベース。「フォートレス・インターベンション」がフランス国家憲兵隊治安介入部隊(GIGN)に納車

海外軍事 国内軍事関連 Comments(0)
トヨタ製ランドクルーザーがベース。「フォートレス・インターベンション」がフランス国家憲兵隊治安介入部隊(GIGN)に納車
PRNewsfoto/Centigon France
軍用装甲車輌を手掛けているセンティゴン・セキュリティー・グループ(Centigon Security Group)傘下のセンティゴン・フランス(Centigon France)社が、トヨタ製ランドクルーザーをベース車輌に開発した「フォートレス・インターベンション(Fortress Intervention)」をフランス国家憲兵隊に納車したことを明かした。治安介入部隊(GIGN: Groupe d'intervention de la gendarmerie nationale)で運用される。
フォートレス・インターベンションは、GIGNなど対テロ特殊任務に当たるオペレーターを、運転席、助手席と後部座席に4名の計6名を乗せて移動を可能とする。外観は民間車輌ながらも、軍用規格の装甲を備えており、AK-47やグレネード、側部爆発などの攻撃に耐え得る設計がなされている。

ベース車輌に選定されたトヨタ製ランドクルーザーは、4.6L、5.7Lのガソリン車と、4.5Lのディーゼル車のラインナップとなり、ルーフに大きなフラップや、ランフラットタイヤ、多層ガラス・ポリカーボネートによる防弾ガラスなどの徹底した安全設計が備わっているという。

フォートレス・インターベンションは、先日に米フロリダ州タンパで開催された特殊作戦部隊産業会議「SOFIC(SOFIC: Special Operations Forces Industry Conference)2017」の会場をはじめ、幾つかの展示会場でお披露目されており、各国の防衛関係者らから注目を集めているようだ。

同じカテゴリー(海外軍事)の記事画像
DJI Mavic3カタログスペック解説 Cineモデルとの違いとは?
【ミリタリー雑学】Tan499とかCoyote Brown498って結局ナニ?
ドローンがウクライナ侵攻で果たす役割とは
アメリカがウクライナに10Km先のターゲットを狙えるUAVを供給か
ドイツ企業が新型の空挺装甲車の開発を開始
ロシアの2つの艦艇向け新型対空防御システム
同じカテゴリー(海外軍事)の記事
 DJI Mavic3カタログスペック解説 Cineモデルとの違いとは? (2022-06-07 14:29)
 【ミリタリー雑学】Tan499とかCoyote Brown498って結局ナニ? (2022-05-05 19:21)
 ドローンがウクライナ侵攻で果たす役割とは (2022-04-08 16:46)
 アメリカがウクライナに10Km先のターゲットを狙えるUAVを供給か (2022-03-26 13:10)
 ドイツ企業が新型の空挺装甲車の開発を開始 (2021-08-08 11:54)
 ロシアの2つの艦艇向け新型対空防御システム (2021-08-06 16:57)
この記事へのコメント
コメントを投稿する

この記事をブックマーク/共有する

この記事をはてなブックマークに追加

新着情報をメールでチェック!

ミリブロNewsの新着エントリーをメールでお届け!メールアドレスを入力するだけで簡単にご登録を頂けます!

[入力例] example@militaryblog.jp
登録の解除は →こちら

PageTop