メキシコ向け不正輸出でH&K社が有力議員に贈賄か。政策番組が監査報告書を独占入手
メキシコ向け不正輸出を巡ってドイツ銃器メーカー「ヘッケラーアンドコッホ(H&K: Heckler and Koch)」社に対する裁判がおこなわれる中、当時の同社CEOによる「贈賄」疑惑の物的証拠がスクープされた。
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公共放送連盟(ARD: Arbeitsgemeinschaft der öffentlich-rechtlichen Rundfunkanstalten der Bundesrepublik Deutschland)の政策番組『レポートマインツ(Report Mainz)』が、HK社の監査法人から2011年の内部監査報告書を独占入手している。
当時のペーター・バイアレ(Peter Beyerle)CEOのEメールには、メキシコ向け武器輸出の解禁を促進するようキリスト教民主同盟(CDU)の有力議員に対して働き掛けていたことが分かっている。またこの件に関連して、CDUおよび自由民主党(FDP)のそれぞれに対して10,000ユーロ(=約130万円)の『寄付』が示されている。賄賂に当たるのかどうかが争点となるようだ。
当時のペーター・バイアレ(Peter Beyerle)CEOのEメールには、メキシコ向け武器輸出の解禁を促進するようキリスト教民主同盟(CDU)の有力議員に対して働き掛けていたことが分かっている。またこの件に関連して、CDUおよび自由民主党(FDP)のそれぞれに対して10,000ユーロ(=約130万円)の『寄付』が示されている。賄賂に当たるのかどうかが争点となるようだ。
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