「デルタフォース」によるIS幹部の夜間襲撃作戦を題材とする映画『Sabaya』の製作が開始に
映画「アバター」でヒロインを演じ、サターン賞主演女優賞などを受賞したゾーイ・サルダナ(Zoë Saldaña)を主演に迎えて、2015年の米陸軍特殊部隊デルタフォースによる IS (イスラム国) 幹部:アブ・サヤフ (Abu Sayyaf) 容疑者らを狙った夜間襲撃作戦に基づいた映画『Sabaya』が製作されると、米芸能系情報サイトのDeadline Hollywoodが報じている。
Screenshot from ZERO DARK THIRTY - Official Trailer
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物語は、CIA捜査官(ゾーイ・サルダナ)がISの性奴隷「サバヤ(Sabaya)」だったクルド系少数宗派ヤジディ (Yezidi) 教徒の15歳の少女を手がかりにしてIS幹部襲撃作戦の実行へと繋げる展開のようだ。
Photo from Colombiana
脚本は、レオナルド・ディカプリオがCIA工作員を演じた映画「ワールド・オブ・ライズ」のウィリアム・モナハン(William Monahan)が手掛け、元CIAのジョン・サイファー氏が創設した制作会社:Spycraft Entertainmentによる監修が行われているとのこと。実際の襲撃作戦でヤジディ教徒の少女が保護されており、脚本のディテールを高めるために事実とのすり合わせを行っていると思われる。
メガフォンをとるのは、人気ドラマシリーズ「ハンドメイズ・テイル 侍女の物語」の演出や映画「孤独なふりした世界で」などを手掛けた女性監督リード・モラーノ(Reed Morano)。モラーノ監督は撮影監督としても活躍しており、米映画撮影協会の会員約350人(女性会員14人)のうちのひとりである。脚本について「少女の決断と、ふたりのヒロインの間でつくられていく絆がリアルに描かれ、このような心揺さぶる冒険を見たことが無い。映画を作れることに興奮している。」といった旨のコメントを述べている。また、主演のサルダナは「この物語に参加できて光栄です。」と語っている。尚、映画の公開スケジュールは現在未定である。
Source: Zoe Saldana, Director Reed Morano Team For ‘Sabaya,’ Backstory Of The 2015 U.S. Special Forces Raid That Started ISIS Crumble
Text: 弓削島一樹 - FM201911
★この記事へのコメント
鯖屋
Posted by
ボンゴレ
|
at 2019年11月22日 00:13
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