アメリカのエンタメ系ニュース番組：Access Hollywood のインタビューに応じたトム・クルーズ（Tom Cruise）が、映画「トップガン」 の続編のタイトルは『Top Gun: Maverick（訳 トップガン：マーベリック）』であると明かした。

インタビュー内容を要約すると、「前作に似た作風で、成長したピート・ミッチェル（コールサイン：マーベリック）を主人公とし、前作と同様に競争を描いた空母や戦闘機が登場する作品」とのこと。また、前作で「トップガン～賛美の世界～（原題：Top Gun Anthem）」などを手掛けたハロルド・フォルターメイヤーが再び音楽を担当するようだ。尚、2015 年 6 月に続編制作が報じられた際には、ドローン技術が作品のテーマになるとのことだったが、今回のインタビューではその点の明言を避けている。

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プロデューサーには、「トップガン」「アルマゲドン」「ブラックホーク・ダウン」などのジェリー・ブラッカイマーと、「ワールド・ウォーZ」「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」などのデヴィッド・エリソン。脚本は、「ジャングル・ブック」を手掛けたジャスティン・マークスや「ザ・タウン」のピーター・クレイグらの脚本チームがあたるようだ。制作は、パラマウント・ピクチャーズが行う。

監督最有力候補に、映画「オブリビオン」でトム・クルーズとタッグを組んだジョセフ・コシンスキー監督の名が挙がっていると米 Variety 誌が報じているが、現時点で正式発表はされていない。また、キャスティングも不明であるが、前作でライバルのアイスマンを演じたバル・キルマーは制作発表を知り、自身のインスタグラムで出演に向けてアピールを行っている。

Val Kilmerさん(@valkilmerofficial)がシェアした投稿 - 2017 5月 24 1:53午後 PDT

今後のトム・クルーズ主演作品は、7 月 28 日に日本公開予定の「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」と、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」」のダグ・リーマン監督がメガフォンをとった実話ベースのスリラー映画「American Made」が9月22日に全米公開予定。そして、「ミッション：インポッシブル 6」が 2018 年 7 月 27 日全米公開に向け現在撮影中であり、月面を舞台としたSF映画「Luna Park」や「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の続編「Live Die Repeat and Repeat」の製作も決定しおり、『Top Gun: Maverick』の撮影は超過密スケジュールを縫いながら来年早々に開始される予定。

参考動画：American Made - Official Trailer [HD]

Text: 弓削島一樹 - FM201706