第一次大戦下の激戦「ヴェルダンの戦い」を描いた FPS ゲーム「Verdun」
第一次世界大戦における戦闘の一つ“ヴェルダンの戦い”を描いた PS4 / Xbox ONE 版 FPS ゲームソフト『 Verdun 』のトレーラーが公開された。本ソフトは、Game Studio M2H 及び Blackmill Games が約9年の歳月を掛けて開発したインディーズソフトで、2015年4月28日に Steam から PC / Mac / Linux 用ソフトとして正式リリースされ、マニアックな内容で好評を得ている。
“ヴェルダンの戦い”は、1916年2月21日 - 12月19日に仏ロレーヌ地方ムーズ県ヴェルダンで展開された第一次世界大戦における主要な戦いの一つで、 フランス共和国とドイツ帝国の交戦で70万人以上(仏約362,000人、独約336,000人)の死傷者を出す大激戦であった。戦況の膠着状態を打開するために、ドイツ帝国軍参謀総長エーリッヒ・フォン・ファルケンハイン(Erich von Falkenhayn)の提言により、フランス共和国軍の動脈ともいえるパリへと繋がるヴェルダンの街道を攻略目標と定めて戦闘が開始されたが、ファルケンハインの思惑は外れて消耗戦が泥沼化し、両軍共に甚大なダメージを受け作戦は失敗に終わった。ファルケンハインはこの作戦の責任を問われ参謀総長を辞職し、ルーマニア攻略戦司令官へ転出することとなった。この戦いは、要塞の必要性、戦地における自動車活用の可能性、兵士の士気向上の必要性、歩兵の徒歩行軍による敵陣突破の困難さ、など幾つかの教訓を残したと言われており、後の戦いに活かされることとなる。
本ソフトは、武器・装備・軍服・マップなど戦闘当時を忠実に再現しており、2チームに分かれ最大32人(16人 VS 16人))でのマルチプレイを基本とした塹壕戦を舞台とする“Frontlines”モードがメインとなっている。プレイヤーは4人1組の小隊(実在の部隊がモデル)の一員となり,接近戦だけでなく遠距離の敵までも意識ながら、各兵科の特徴(所属する部隊によって武器が異なる))を活かしつつ塹壕間の移動攻撃や陣地防衛などを行う。またライフル射撃のみに特化した“Rifle Deathmatch”モードを用意されている。ゲーム中には化学兵器“Tactical gas”やガスマスクが登場するなど、第一次世界大戦というマイナージャンルながらリアリティーを追求した開発者の拘りが随所に感じられるソフトとなっている。
尚、2016年8月30日に発売を予定しているが、価格は未定である。
参考動画:Verdun | My New Player Experience
Text: 弓削島一樹 - FM201607
本ソフトは、武器・装備・軍服・マップなど戦闘当時を忠実に再現しており、2チームに分かれ最大32人(16人 VS 16人))でのマルチプレイを基本とした塹壕戦を舞台とする“Frontlines”モードがメインとなっている。プレイヤーは4人1組の小隊(実在の部隊がモデル)の一員となり,接近戦だけでなく遠距離の敵までも意識ながら、各兵科の特徴(所属する部隊によって武器が異なる))を活かしつつ塹壕間の移動攻撃や陣地防衛などを行う。またライフル射撃のみに特化した“Rifle Deathmatch”モードを用意されている。ゲーム中には化学兵器“Tactical gas”やガスマスクが登場するなど、第一次世界大戦というマイナージャンルながらリアリティーを追求した開発者の拘りが随所に感じられるソフトとなっている。
尚、2016年8月30日に発売を予定しているが、価格は未定である。
参考動画:Verdun | My New Player Experience
Text: 弓削島一樹 - FM201607
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