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外務省、核兵器保有の可能性を示唆する内部文書が明らかに

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外務省は29日、「『“核”を求めた日本』報道において取り上げられた文書等に関する外務省調査報告書」の中で、69年の外務省内部文書において、核兵器製造の潜在力保持と核保有の可能性に言及したことを明らかにした。

今回、外務省の調査で明らかになった文書には、

「核兵器については,NPTに参加すると否とにかかわらず,当面核兵器は保有しない政策をとるが,核兵器製造の経済的・技術的ポテンシャルは常に保持するとともにこれに対する掣肘(せいちゅう=制約)をうけないよう配慮する。」

と記載があり、64年の中国における核実験成功や、当時のソ連による核開発拡大といった、日本を取り巻く外交・政治情勢と、それに密接な関係を持った軍事力としての「核」の存在に、日本も大きく影響を受けていたことが浮き彫りになった。

「"核"を求めた日本」報道において取り上げられた文書等に関する調査について - 外務省
核兵器製造「潜在力保持を」=69年の外務省内部文書-対中国、旧ソ連で - Yahooニュース / 時事通信
将来の核保有発言、可能性認める=69年の旧西独との協議-外務省調査 / 時事通信社


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