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スウェーデン発、SEAL用 水中潜入特殊ボート公開

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水中戦システムの開発を得意とするスウェーデン DCE AB(Defense Consulting Europe AB)が、海軍特殊部隊SEALを水面下で密かに移送するための特殊ボート、その名も「The SEAL Carrier」を公開した。
スウェーデン発、SEAL用 水中潜入特殊ボート公開スウェーデン発、SEAL用 水中潜入特殊ボート公開スウェーデン発、SEAL用 水中潜入特殊ボート公開
Image: Defense Consulting Europe AB
「SEAL Carrier」は、既にスウェーデン海軍で運用中とのことで、通常のボートのような水面での移送はもちろんのこと、水面ぎりぎりの浸水状態での航行や、潜水艦のような水中での航行も可能となっている。

SEAL Carrierの基本設計においては、船内は横2名×3列となり、合計6名のスイムウェアーを着用したSEALの戦闘要員やEOD隊員の移送を可能としている。ディーゼルエンジンを動力とした際には、水面上を最大で30ノットオーバーで航行を可能とし、にわかに浸水した状態では5ノット程度、完全に船体が浸水した状態では4ノット程度、水深15mまで潜水した状態では3ノットでの航行を可能としている。

また、敵地周辺などで騒音やサーマルなどによって、気付かれぬよう近付くことを想定し、電気駆動による推進モードへとスイッチによる切り替えが可能となっている。

敵地への上陸作戦などにおいては、事前に海からの特殊部隊の潜入をおこなうため、こうした移動手段が欠かせない。

米軍の大型の特殊原子力潜水艦では、小型潜水艇ASDS(Advanced SEAL Delivery System)やドライデッキ・シェルターを搭載することも可能としている。また、オハイオ級の原子力潜水艦ミシガン(SSGN-727)では、大規模な地上戦闘の可能性が低下する中で、従来より保有していた弾道ミサイル発射筒のスペースを改良するなどで、米海軍特殊部隊SEALsの母艦としての役割を併せ持った仕様へと変化し、ミサイルによる攻撃と併行して、SDV(SEAL Delivery Vehicle:SEAL輸送潜水艇)による急襲の実施が可能な体制がとられている。


参考記事:
http://www.theseal.se/
http://www.janes.com/articles/Janes-Underwater-Warfare-Systems/Defence-Consulting-Europe-AB-Sweden.html
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110110/stt11011016460126-n2.htm
http://www.tv-tokyo.co.jp/hidakayoshiki/bn_20101017.html
http://www.navy.mil/navydata/cno/n87/usw/issue_31/underwater.html


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