次世代無人ステルス戦闘攻撃機「X-47B」初飛行成功

このステルス無人戦闘攻撃機の初飛行は午後2時過より離陸が行われ、29分の飛行がおこなわれた。写真のような、テイルレス仕様の特徴的な外観をもったこの次世代無人機は、将来的に米海軍の保有する航空母艦(空母)での運用が期待されている。
試験飛行当日、もやが掛かった空の下で離陸したX-47Bは、高度5,000フィートまで上昇し、レーストラック型パターンを幾つか旋回した後に、無事着陸を成功させている。今回のフライトにおいて米軍では、搭載しているシステムやガイド機能、ナビゲーションなど無尾翼デザインでの航空管制システムにおける様々なデータの取得が行え、今後の開発へのフィードバックに意欲を示している。
ノースロップ・グラマンによると、米海軍よりUCAS-D(Unmanned Combat Air System Demonstration)の主務契約を2007年8月に請け負っており、2013年からの配備を目指しているとしている。また、ハードウェアの手配を請け負っているロッキード・マーチンは2009年12月時点でその供給を完了しているとしている。
⇒U.S. Navy/Northrop Grumman X-47B UCAS First Flight
参考記事:
http://www.edwards.af.mil/news/story.asp?id=123241590
http://www.lockheedmartin.com/news/press_releases/2011/110207ae_x47b-first-flight.html
http://www.irconnect.com/noc/press/pages/news_releases.html?d=209544
http://www.irconnect.com/noc/press/pages/news_releases.html?d=212928
http://www.as.northropgrumman.com/products/nucasx47b/index.html
http://investor.northropgrumman.com/phoenix.zhtml?c=112386&p=irol-newsArticle&ID=386356&highlight=
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