米陸軍、アフガンでXM395 APMIを配備
Image: Courtesy of U.S. Army
米陸軍は29日、米陸軍 PEO Ammo (Program Executive Office for Ammunition) が、3月初頭から1個歩兵旅団戦闘団(IBCT: Infantry Brigade Combat Team)に対して、120mm 迫撃砲 M120で使用する誘導砲弾 XM395 APMI (Accelerated Precision Mortar Initiative) の配備を開始したことを発表した。
APMIに関連した内容としては、アフガニスタンで展開中の米軍が、6,300mの射程でターゲットを特定することができる、同種で最初となるGPS誘導の120ミリ迫撃砲弾を配備していることが報じられていた。
APMIと呼ばれるこの計画は、2009年2月よりアフガニスタンで活動中の現場兵士の声を反映させたものとして開発が進められており、アリゾナ州で実施されたフィールドテストでは高精度での実射が証明されたとしている。これについては、米軍からの要求内容に対して90%を超える高い信頼性も実証されたことが報じられている。
また、米陸軍ではトータル5,480のAPMI弾の提供を計画しているとしている。
なお、今後6ヶ月以内にさらに7個IBCTにAPMIを配備する計画になっており、これにより歩兵部隊の指揮官は初めて前例のない精密火力支援手段を手に入れるとしている。
なお、81mm迫撃砲や60mm迫撃砲に対して同様の精密誘導砲弾を用意する計画はない。
参考記事:
http://www.army.mil/-news/2011/03/29/53988-picatinny-fields-first-precision-guided-mortars-to-troops-in-afghanistan/
http://www.army.mil/-news/2011/02/28/52581-soldiers-to-receive-new-precision-mortar-round/
http://procnet.pica.army.mil/FBO/RFP/W15QKN-10-R-0310/W15QKN-10-R-0310.htm
http://www.pica.army.mil/peoammo/About.aspx
https://pmmortars.army.mil/pmmortars/ProductInformation/Apmi/ApmiHome.aspx
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